干潟星雲(M8/メシエ8)の位置や星図と天体写真や撮影データです。
季節は夏でいて座にある散光星雲。
位置はσ星ヌンキからλ星カウスボレアレスの距離の約2倍で「赤経18h03m52.7s/赤緯-24゚21’56”」。
明るさは5.8等級で大きさは「90.0′」。
適正焦点距離は600~1000㎜位。
200~500mmでM20(三裂星雲)やM21やNGC6559付近(ナックルダスター星雲)が入ります。
100mm位でバンビの横顔を入れて撮るのも美しい。
中心部は散開星団NGC6530と重なっている。
一眼カメラとレンズや天体望遠鏡で撮影して随時更新します。
天体情報
名称/種類 | メシエ8(M8/NGC6523/Sh2-25/散光星雲 |
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和名 | 干潟星雲 |
英語名 | Messier8「Lagoon Nebula」 |
位置 | 赤経18h03m52.7s/赤緯-24゚21’56” |
光度/視直径 | 5.8等級/90.0′ |
距離 | 3900光年 |
季節/星座 | 夏の星座|いて座(射手座) |
メシエ | いて座のメシエ|夏のメシエ |
近くの恒星 | ヌンキ|カウスアウストラリス|サビク|アンタレス |
星図 | 干潟星雲(M8)周辺の星図(www.astro.cz) |
写真星図
干潟星雲(M8/メシエ8)の位置と「いて座」付近の天体がわかる写真星図です。
一眼レフカメラ+反射望遠鏡
PENTAX KP+ミードLXD55
ISO12800/F5/1分/46枚+ISO25600/F5/45秒/42枚/FL換算約1238mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2024年05月10日00時18分10秒~ |
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撮影場所 | 奈良県宇陀市 |
反射望遠鏡 | MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
フィルター | Kenkoスターリーナイトフィルター |
露光時間 | ISO12800/F5/1分/46枚+ISO12800/F5/45秒/42枚(総露光時間=1時間17分30秒) |
焦点距離 | FL換算約1238㎜ |
フラット処理 | ワンショットフラット補正 |
ダーク減算 | なし |
コンポジット | 32bit加算コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
自動導入コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ) |
画像処理ソフト | ステライメージ9|Corel PaintShop Pro2021 Ultimate |
画像処理方法 | ステライメージ9で自動コンポジット(露光時間とISO感度が違うデータをまとめてコンポジット)→レベル調整→ワンショットフラット補正→星マスク→ノイズ処理→デジタル現像→星雲マスク→星雲だけカラーバランス→星雲のみLab色彩調整→恒星をマスクしてカラーバランス→レベル調整→センサーゴミ処理 |
コメント |
今回の干潟星雲は少し露光時間とISO感度を変えた画像をまとめて32bit加算コンポジットしてみました。 って言うのも干潟星雲って一部明るいところが白飛びしちゃうので少し防ぎたかったんです。 セルフHDR合成しようかとも思ったのですが、ステライメージの「加算平均」ではなくて加算で32bitコンポジットすればHDR風になるんじゃないかと思ってやってみました。 どっちが良かったのかはよくわからないですが、青と赤の色合いが結構はっきりしたのでこの方が良かった気がします。 ただ、そもそも撮影設定にあまり差がなかったので、今度は3段階位に分けて撮影してみようかと思っています。 |
CANON EOS KISS X2+自作ニュートン式反射望遠鏡
ISO1600/F4.8/露出180秒/4枚/FL換算約800mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2013年8月11日(撮影者Nさん) |
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撮影場所 | 奈良県山添村 |
反射望遠鏡 | 自作ニュートン式反射望遠鏡(D=110mm F=500mm)F4.5 |
カメラ | Canon EOS Kiss X2|Amazonで探す |
フィルター | なし |
露出時間 | ISO1600/180秒/4枚=総露出時間=12分 |
NR | ON |
焦点距離 | FL換算約800mm |
トリミング | 不明 |
フラット処理 | なし |
ダーク減算 | カメラのダーク |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | アトラスEQ-G赤道儀 |
自動導入コントローラー | オートガイド |
画像処理ソフト | Canon Digital Photo Professional4(DPP4) |
コメント |
Nさんの自作反射望遠鏡で撮影した干潟星雲。 しっかり撮れてると言う凄さ! 市販の反射望遠鏡って言われても全くわからない気がしますね。 |
一眼レフ+カメラレンズ
PENTAX KP+TAMRON ズームレンズ AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII
上の撮影データ
撮影日時 | 2018年03月18日04時04分15秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
レンズ | TAMRON ズームレンズ AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII ペンタックス用 APS-C専用 A14P|Amazonで探す |
フィルター | なし |
露光時間 | ISO12800/30秒/92枚=総露光時間2760秒(46分) |
NR | off |
焦点距離 | FL換算320mm |
トリミング | 「6016×4000」→「5633×3763」 |
フラット処理 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | なし |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
自動導入コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ) |
画像処理ソフト | ステライメージ8 |
画像処理方法 | ステライメージ8で自動コンポジット→ソフトビニングフラット補正→ホワイトバランス→レベル補正→RGB減算マスクで青ハロ除去→ステライメージ8の青ハロ・偽色除去→星マスク→ノイズ処理→ソフトビニング星雲マスク→Lab色彩補正→デジタル現像 |
画像処理動画 | 青ハロがひどいM8(干潟星雲)とM20(三裂星雲)と火星の天体写真の画像処理(2018年3月18日撮影分) |
コメント |
RGB分解してBからRを減算したマスクで青ハロ除去し、その後ステライメージ8の青ハロ除去をしたらまずまず青ハロが除去できました。 今回カメラレンズで撮影して青ハロって言うのが良くわかった。 カメラレンズは開放で使わないで少し絞って撮影した方が青ハロが出なくてよさそうです。 しかし、M8とM20の間を火星が通るなんて珍しいし周囲には木星も土星もあって天の川が大賑わいでした! |
ISO51200/F6.3/露出15秒/14枚/FL換算約505mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2017年05月30日02時05分24秒~ |
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撮影場所 | 奈良県山添村 |
カメラ | PENTAX-KP |
レンズ | TAMRON ズームレンズ AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII ペンタックス用 APS-C専用 A14P|Amazonで探す |
フィルター | なし |
露光時間 | ISO51200/15秒/14枚=総露出時間210秒(3分30秒) |
NR | off |
焦点距離 | FL換算約505mm |
トリミング | 「4000×6016」→「3569×2379」 |
フラット処理 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | カメラのダーク |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
自動導入コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ) |
画像処理ソフト | ステライメージ8 |
画像処理方法 | ステライメージ8で自動コンポジット→ホワイトバランス→ソフトビニングフラット補正→ホワイトバランス→レベル補正→星マスク→ノイズ処理→トーンカーブ |
コメント |
PENTAX KPを購入したので高感度で撮ってみました。 ズームレンズを伸ばすとガタで上の方の星が伸びてしまいます。 今度対策をしようと思います。 |