「おとめ座銀河団」の天体写真と撮影データや位置のわかる星図です。
どこからどこまでがおとめ座銀河団なのかわかりませんが、だいたい南はM61からM49|M60|M59|M58|M87(おとめ座A電波源)|M89|M90|M86|M84|M88|M99|M98|M100と最も北がM85付近までで、西はおとめ座のε星【ビンデミアトリクス】からしし座のβ星【デネボラ】の間付近に無数の銀河があります。
カメラレンズで全体像を入れる場合はフルサイズ換算約90mmでギリギリ入るくらいだと思います。
ただ、90mmだと少し広角過ぎて銀河がわかりにくいので、M61やM49を省いてM88を中心に入れてFL換算約150mm位でメインの部分だけにすると銀河の形が若干わかるようになってきますね。
それと中心部にはマルカリアンの鎖がありますので、FL換算300mm~600mm程度で狙うとおすすめです。
天体情報
名称/種類 | おとめ座銀河団/銀河団 |
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英語名 | Virgo cluster |
位置 | 【全体像中心】赤経12h29m32.33s/赤緯+11゚29’32.7″【M88】赤経12h31m59.1s/赤緯+14゚25’07” |
季節/星座 | 春の星座|おとめ座(乙女座)~かみのけ座(髪座) |
メシエ | M61|M49|M60|M59|M58|M87(おとめ座A電波源)|M89|M90|M86|M84|M88|M99|M98|M100|M85|おとめ座のメシエ|春のメシエ |
メジャー | マルカリアンの鎖|NGC4435+NGC4438(目の銀河) |
魅力的 | 【銀河】NGC4216付近|NGC4429|NGC4496(A+B)|NGC4526|NGC4532|NGC4535|NGC4654|NGC4698|NGC4754+NGC4762 |
NGC | NGC3976|NGC4124|NGC4168|NGC4178|NGC4233|NGC4235|NGC4241|NGC4260|NGC4261|NGC4267|NGC4273-NGC4281付近|NGC4339|NGC4371|NGC4380|NGC4417-NGC4424付近|NGC4430|NGC4461|NGC4440|NGC4442|NGC4457|NGC4469|NGC4519|NGC4570|NGC4578|NGC4586|NGC4596|NGC4608|NGC4639|NGC4606|NGC4638|NGC4647|NGC4660|NGC4694|NGC4880 |
近くの恒星 | スピカ|デネボラ|アルクトゥールス |
星図 | おとめ座銀河団付近の星図(www.astro.cz) |
※撮ってないおとめ座銀河団内の天体写真は参考ページを調べてリンク(緑色)しておきました。
写真星図
おとめ座銀河団の位置と「おとめ座」付近の天体がわかる写真星図です。
一眼レフ+カメラレンズ
PENTAX KP+TAMRON ズームレンズ AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII
ISO12800/F5.6/1分/52枚/FL換算約142mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2019年05月07日21時48分05秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
レンズ | TAMRON ズームレンズ AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII ペンタックス用 APS-C専用 A14P|Amazonで探す |
フィルター | なし |
露光時間 | ISO12800/F5.6/1分/52枚/=総露光時間52分(3120秒) |
NR | off |
焦点距離 | FL換算約142mm |
トリミング | 「6016×4000」→「5720×3217」でリサイズあり。 |
フラット補正 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | なし |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
自動導入コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ) |
画像処理ソフト | Digital Camera Utility5|ステライメージ8 |
画像処理方法 | DCU5でRAW現像→tiff化→自動コンポジット→四隅トリミング→ホワイトバランス→ソフトビニングフラット補正→星マスク→ノイズ処理→トーンカーブ→四隅カブリ補正→ガウスぼかしマスク→マトリクス色彩補正→トーンカーブ |
画像処理動画 | 作成したらアップします。 |
コメント |
おとめ座銀河団は一度全体像を撮ってみたかったのでカメラレンズで撮影してみましたが、もうちょっと銀河がわかるように画像処理できると良いんですけどね。 |