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NGC6559付近(ナックルダスター星雲)

NGC6559付近(ナックルダスター星雲)

ナックルダスター星雲「NGC6559+IC4685(Sh2-29)+IC1274(Sh2-31)+IC1275(Sh2-32)+IC4685付近」の位置や星図と天体写真や撮影データです。

季節は夏でいて座にある散光星雲。

位置はM8(干潟星雲)のすぐ東北東です。

NGC6559は小さな三日月状の赤い星雲で、位置は「赤経18h10m00.0s/赤緯-24゚06’00”

ナックルダスター星雲の中心位置は「赤経18h09m38.51s/赤緯-23゚52’16.1″」付近。

M8(干潟星雲)からNGC6559へは「赤経差+00h06m07.1s/赤緯差+0゚16’09″」、全体の中心位置へは「赤経差+00h05m45.4s赤緯差+0゚29’52″」です。

NGC6559の視直径は8’×2′位ですが、全体の大きさは90’×50′位です。

明るさは9等級位。

北西には散開星団NGC6546、南南西には球状星団NGC6544もあり非常に華やかです。

全体の適正焦点距離は500~1000㎜位。

M8+M20+M21も入れた適正焦点距離は200~500mm位です。

NGC6559単体では2000~5000mm位です。

天体情報

ナックルダスター星雲(NGC6559付近)の天体情報
名称/種類 【散光星雲】NGC6559+IC4685(Sh2-29)/IC1274(Sh2-31)/IC1275(Sh2-32)/IC4685
中心位置 赤経18h09m35.4s/赤緯-23゚42’31″(J2000)
NGC6559の位置 赤経18h10m00.0s/赤緯-24゚06’00″(J2000)
光度/視直径 9.0等級/90’×50′
季節/星座 夏の星座いて座(射手座)
いて座のメシエ 【散光星雲】M8(干潟星雲)M17(オメガ星雲)M20(三裂星雲)【散開星団】M18M21M23M24M25【球状星団】M22M28M54M55M69M70M75
近くの恒星 ヌンキ|カウスボレアリス|サビク|アンタレス|アルタイル
星図 NGC6559付近の星図(www.astro.cz)

写真星図

ナックルダスター星雲(NGC6559付近)の位置と「いて座」付近の天体がわかる写真星図です。

ナックルダスター星雲(NGC6559付近)の位置と「いて座」付近の天体を示した写真星図

ナックルダスター星雲「NGC6559付近」の位置と「いて座」付近の天体がわかる写真星図|リコーPENTAX KP+TAMRON ズームレンズ AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII

一眼レフ+カメラレンズ

CANON EOS KISS X7i+SIGMAズームレンズ150-600mm-F5-6.3-DG-OS-HSM

ISO12800/F6.3/露出15秒/31枚/FL換算約620mmと758mm

この天体写真は2020年05月30日に撮影した「いて座」にあるナックルダスター星雲(NGC6559付近)と言う散光星雲です。焦点距離は620mm。「NGC6559+IC4685(Sh2-29)+IC1274(Sh2-31)+IC1275(Sh2-32)+IC4685」で構成されています。北西には散開星団NGC6546、南南西には球状星団NGC6544、西にはM8(干潟星雲)が写っています。

ナックルダスター星雲(NGC6559付近)|ISO12800/F6.3/露出15秒/31枚/FL換算約620mm|SIGMAズームレンズ150-600mm-F5-6.3-DG-OS-HSM+CANON EOS KISS X7i

この天体写真は2020年05月30日に撮影した「いて座」にあるナックルダスター星雲(NGC6559付近)と言う散光星雲です。焦点距離は758mm。「NGC6559+IC4685(Sh2-29)+IC1274(Sh2-31)+IC1275(Sh2-32)+IC4685」で構成されています。北西には散開星団NGC6546西にはM8(干潟星雲)が写っています。

ナックルダスター星雲(NGC6559付近)|ISO12800/F6.3/露出15秒/31枚/FL換算約758mm|SIGMAズームレンズ150-600mm-F5-6.3-DG-OS-HSM+CANON EOS KISS X7i

撮影者 ‎Nさん
撮影日時 ‎2020年05月30日01時44分10秒~
撮影場所 フォレストパーク神野山
カメラ CANON EOS KISS X7i
カメラレンズ SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSMAmazonで探す
フィルター なし
ISO/露光時間 ISO12800/15秒/31枚=総露光時間7分45秒(465秒)
ノイズリダクション off
焦点距離 FL換算約620mm(上)と758mm(下)
トリミング 【上】「3419×5131」→「3419×4175」【下】「3419×5131」→「3419×2279」※共にWeb用にリサイズ
フラット処理 ソフトビニングフラット補正
ダーク減算 カメラのダーク
コンポジット 加算平均コンポジット
赤道儀 ビクセンGP赤道儀(赤緯)+GP2赤道儀(赤経)※ノータッチガイド撮影
コントローラー ビクセン8Pモーター用一軸コントローラーオートガイド端子付(型番MT28D-USB)
画像処理ソフト ステライメージ8|Corel PaintShop Pro2021 Ultimate
画像処理方法 自動コンポジット→ホワイトバランス→ソフトビニングフラット補正→レベル補正→デジタル現像→星マスク→ノイズ処理→トーンカーブ→ガウスぼかしマスク→Lab色彩調整→ミニマムフィルター星雲マスク→Lab色彩調整→ホワイトバランス→トーンカーブ→ホワイトバランス→Corel PaintShopのDenoise AI(ノイズ低減AI)
コメント 親戚のNさんが撮影した写真を画像処理しました。キャノンのノーマルX7iでISO12800/15秒だけで撮ったとの事でどれだけ写るのかと思ったのですが、結構赤い部分も出ていますね。カメラの長秒時ノイズ低減をONにしていればこの感度でも十分使えますね。総露出時間が7分少々なので、60分撮影すれば良いでしょうね。ノータッチガイドでも30秒は露光できると思うので、今度は120枚撮ってみて欲しい。次回は僕自身もPENTAX KPで撮影してみよう。

ナックルダスター星雲は個人的に付けた名称です

NGC6559付近って凄く綺麗なメジャーな場所なのに名前が付いていないじゃないですか?

だから「ナックルダスター星雲」って命名してみました。

手に嵌める武器「ナックルダスター」に似ている気がしたんですよね。

このページ作る時に何か名称があると作り易いんだけどなぁと思ってとりあえず命名しました。

「猫の手星雲」って呼ばれている方もいらっしゃるのですが、猫の手星雲はNGC6334(出目金星雲/猫の手星雲)で命名されているので別名が良いなぁと思った次第です。

何かいい名称は無いですかね?

「いて座の猫の手星雲」とかでも良さそうですけどね。

何かいい名称あればコメント下さいませ。

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