NGC7741の位置や星図と天体写真や撮影データです。
季節は秋でぺガスス座にある棒渦巻銀河。
位置はアンドロメダ座のα星アルフェラッツからα星シェアトとβ星マルカブを結んだ中間に向かって3゚程で「赤経23h43m54.0s/赤緯+26゚05’00”」
アルフェラッツからは「赤経差+23h35m28.9s/赤緯差-3゚00’24″」
β星シェアトからは「赤経差+00h40m10.7s/赤緯差-1゚59’45″」
明るさは11.0等級で大きさは「4.4’×3′」
適正焦点距離は2000~10000㎜位。
NGC7741の北に隣接している銀河はPGC214984。
一眼カメラと天体望遠鏡で撮影して随時更新します。
天体情報
名称/種類 | NGC7741/棒渦巻銀河 |
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位置 | 赤経23h43m54.0s/赤緯+26゚05’00″(J2000) |
光度/視直径 | 11.4等級/4.4’×3′ |
距離 | 30,000,000光年 |
季節/星座 | 秋の星座|ぺガスス座 |
ぺガスス座のメシエ | 【球状星団】M15 |
近くの恒星 | アルフェラッツ|シェアト|マルカブ|アルゲニブ |
写真星図
NGC7741の位置とぺガスス座付近の天体がわかる写真星図です。
一眼レフカメラ+反射望遠鏡
リコーPENTAX KP+ミードLXD55
ISO25600/F5/露出30秒/93枚/FL換算約1964mmと3581mmと9156mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2020年09月14日20時19分22秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
反射望遠鏡 | MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式 |
フィルター | なし |
ISO/露光時間 | ISO25600/30秒/93枚=総露光時間46.5分(2790秒) |
ノイズリダクション | off |
焦点距離 | FL換算約【上】1964mm【中】3581mm【下】9156mm |
トリミング | 【上】「4695×3121」→「3500×2327」【中】「4695×3121」→「1920×1277」【下】「4695×3121」→「751×499」→「1920×1278」にサイズアップ |
フラット処理 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | なし |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ) |
画像処理ソフト | Digital Camera Utility5|ステライメージ8|Paint Shop Pro 2021 Ultimate |
画像処理方法 | Digital Camera Utility5でRAW現像→ST8で自動コンポジット→ホワイトバランス→カブリ補正→ソフトビニングフラット補正→レベル補正→ホワイトバランス→星マスク→トーンカーブ→デジタル現像→ミニマムフィルター星雲マスク→マルチバンドウェーブレット→マルチバンドシャープ→Corel PaintShopのDenoise AI(ノイズ低減AI)→Lab色彩調整→光芒マスク→Lab色彩調整→ホワイトバランス→バックグラウンドスムース→コントラスト調整 |
コメント |
NGC7741は思ったよりも小さな銀河でした。 トリミングで大きくして見れるようになりましたが、大口径の反射望遠鏡やシュミットカセグレンで撮影するともっと細部まで分解できるんでしょうね。 でも15㎝F5反射でもまずまず形がわかるように撮影できました。 周辺にはPGC天体が山のように映っていますが、小さくて目立たないので星図に番号は殆ど載せませんでした。 今回はISO25600/30秒/93枚で総露出46分だったので、ちょっとノイズが多くて画像処理に苦労。 AIによるDenoiseとバックグラウンドスムースで良くなったので助かりました。 次回はもっと長い焦点距離の望遠鏡で撮影してみたいです。 意外と淡いのでもう少し露光した方が良さそうです。 |