くじら銀河(NGC4631)の位置や星図と天体写真や撮影データです。
季節は春でりょうけん座にある棒渦巻銀河。
位置はα星コルカロリの近くで「赤経12h42m06.3s/赤緯+32゚32’11”」
コルカロリからは「赤経差-00h13m53.1s/赤緯差-5゚47’00″」です。
明るさは9.3等級で大きさは「15’×3′」
伴銀河であるNGC4627を含めると15’x5.5′位。
適正焦点距離は1500~4000㎜位。
近くにあるホッケースティック銀河(NGC4656+NGC4657)とセットの場合は500~2000mm位まで。
300mmで撮ってトリミングしてもそこそこ絵になりそうです。
天体情報
名称/種類 | NGC4631(Caldwell32)/棒渦巻銀河・スターバースト銀河 |
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和名 | 「くじら銀河」「ホエール銀河」「ニシン銀河」 |
英語名 | Whale Galaxy |
位置 | 赤経12h42m06.3s/赤緯+32゚32’11″(J2000) |
光度/視野角 | 9.3等級/15’×3′ |
距離 | 約3,000万光年 |
伴銀河 | NGC4627/矮小楕円銀河 |
季節/星座 | 春の星座|りょうけん座(猟犬座) |
りょうけん座のメシエ | 【球状星団】M3【銀河】M51(子持ち銀河)|M63(ひまわり銀河)|M94|M106 |
近くの恒星 | コルカロリ|ミザール|メラク|アルカイド|ドゥベ|アークトゥルス|デネボラ |
写真星図
くじら銀河(NGC4631)の位置と「りょうけん座」付近の天体がわかる写真星図です。
一眼レフ+反射望遠鏡
Ricoh PENTAX-KP+LXD55+スターリーナイトフィルター
ISO25600/F5/露出30秒/90枚/FL換算約3551mmと1987mmと1421mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2022年04月04日22時28分10秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
反射望遠鏡 | MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
フィルター | Kenko スターリーナイトフィルター |
ISO/露光時間 | ISO25600/F5/30秒/90枚=総露光時間45分(2700秒) |
ノイズリダクション | off |
焦点距離 | FL換算約3551mmと1987mmと1421mm |
フラット処理 | ソフトビニングフラット補正+セルフグラデーションマスクフラット補正 |
ダーク減算 | なし |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
自動導入コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ) |
画像処理ソフト | ステライメージ9|Corel PaintShop Pro Uitimate 2021 |
画像処理方法 | ST9でライトフレームのみ自動コンポジット→ホワイトバランス→四隅トリミング→ソフトビニングフラット補正→RGB分解マスクフラット補正→レベル調整→背景でホワイトバランス→Lab色彩調整→デジタル現像→RGBそれぞれCorel Paint Shop版Denois AI(ノイズ低減AI)→センサーゴミ消し→RGB合成→恒星中心部のみカラーバランス→星雲マスク→星雲のみカラーバランス→RGB分解→星マスク→Bチャンネルのみノイズ処理→Gチャンネルのみマルチバンドシャープ→RGB合成→星雲のみLab色彩調整→全体のコントラスト調整→全体のカラーバランス |
コメント |
1000mm位だとくじら銀河を中心に入れて撮影するよりもホッケースティックも同一視野に入れる方が一石二鳥で良いですね。 くじら銀河は結構大きいのでこの焦点距離でもそこそこ分解してくれました。 3000mmとかで撮影できればかなり分解して凄く迫力がありそうですね。 逆にカメラレンズでも300㎜位で撮ってトリミングしてもまずまず絵になりそうな銀河です。 |
4.撮影時に見ておきたいNGC4631(くじら銀河)
アストロアーツ | NGC4631のタグページ |
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天体写真の世界 | クジラ銀河 NGC4631 |
LiVE | NGC4631 |
NASA | NGC4631:The Whale Galaxy |