NGC

NGC2174(モンキー星雲)

NGC2174(モンキー星雲)

モンキー星雲(NGC2174/Sh2-252)の位置や星図と天体写真や撮影データです。

別名「モンキーフェイス星雲」や「モンキーヘッド星雲」。

個人的には「宇宙人(グレイ)星雲」。

季節は冬でオリオン座にある散光星雲。

位置はオリオン座とふたご座の境界線付近で「赤経06h09m42.0s/赤緯+20゚30’00”

ベテルギウスからは「赤経差 00h14m39.5s/赤緯差+13゚05’03″」

ふたご座のη星プロブスからは「赤経差-00h05m12.0s/赤緯差-2゚00’13″」、γ星アルヘナからは「赤経差-00h27m58.0s/赤緯差+4゚07’01″」です。

明るさは6.8等級で大きさは「40’×30′

適正焦点距離は200~2000㎜位。

中心部が散開星団のNGC2175となっており、中央やや左に小さな散光星雲IC2159があって合わせてSh2-252。

モンキー星雲とふたご座のIC443(くらげ星雲)をセットで撮る場合は300mm位。

M35も含める場合は100~200㎜位がおすすめ。

一眼カメラと天体望遠鏡やカメラレンズで撮影して随時更新します。

天体情報

モンキー星雲の天体情報
名称/種類 NGC2174(Sh2-252)/散光星雲
和名 「モンキー星雲」「モンキーフェイス星雲」「モンキーヘッド星雲」
英語名 「Monkey Head Nebula」「Monkey face Nebula」
位置 赤経06h09m42.0s/赤緯+20゚30’00″(J2000)
光度/視直径 6.8等級/40’×30′
距離 6,523光年
季節/星座 冬の星座オリオン座
オリオン座のメシエ 【散光星雲】M42(オリオン大星雲)M43M78(反射星雲/ウルトラマン星雲)
近くの恒星 アルヘナ|ベテルギウス|エルナト|アルデバラン|カストル|ポルックス|カペラ

写真星図

モンキー星雲(NGC2174/Sh2-252)の位置とオリオン座付近の天体がわかる写真星図です。

モンキー星雲(NGC2174/Sh2-252)の位置とオリオン座付近の天体がわかる写真星図

モンキー星雲(NGC2174/Sh2-252)の位置とオリオン座付近の天体がわかる写真星図|リコーPENTAX KP+TAMRONズームレンズ18-200mm+KenkoソフトフィルターPRO1D

この天体写真はオリオン座にあるモンキー星雲(NGC2174/Sh2-252)と言う天体の拡大星図です。 中心部には散光星雲IC2159と散開星団NGC2175があります。 焦点距離はフルサイズ換算約1772mmです。

モンキー星雲(NGC2174/Sh2-252)の拡大写真星図|FL換算約1772mm

一眼レフカメラ+反射望遠鏡

リコーPENTAX KP+ミードLXD55

ISO25600/F5/露出30秒/88枚/FL換算約1772mm

※北向きの写真ですが上下逆さにするとモンキーに横顔になるとの事です。

この天体写真は2020年10月21日に撮影した「ぎょしゃ座」にあるオリオン座にあるモンキー星雲(NGC2174/Sh2-252)と言う散光星雲です。焦点距離は1772mm。

モンキー星雲(NGC2174/Sh2-252)|ISO25600/F5/露出30秒/88枚/FL換算約1772mm|リコーPENTAX KP+ミードLXD55

上下逆さにして南を上にしたモンキー星雲(NGC2174/Sh2-252)です。お猿の横顔に見えますでしょうか?

上下逆さにして南を上にしたモンキー星雲(NGC2174/Sh2-252)

上の撮影データ
2020年10月21日の撮影データ
撮影日時 2020年10月21日00時42分16秒~
撮影場所 フォレストパーク神野山
カメラ リコー PENTAX KP
反射望遠鏡 MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式
フィルター なし
ISO/露光時間 ISO25600/30秒/88枚=総露光時間44分(2640秒)
ノイズリダクション off
焦点距離 FL換算約1772mm
トリミング なし「3881×2641」(コンポジットで位置がズレていて画角が小さくなった)※web用にリサイズ
フラット処理 ソフトビニングフラット補正
ダーク減算 なし
コンポジット 加算平均コンポジット
赤道儀 ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス
コントローラー ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ)
画像処理ソフト Digital Camera Utility5|ステライメージ8|Paint Shop Pro 2021 Ultimate
画像処理方法 Digital Camera Utility5でRAW現像→ST8で自動コンポジット→ホワイトバランス→カブリ補正→ソフトビニングフラット補正→レベル補正→ホワイトバランス→星マスク→トーンカーブ→デジタル現像→ミニマムフィルター星雲マスク→Lab色彩調整→Corel PaintShopのDenoise AI(ノイズ低減AI)→赤色星雲マスク→カラーバランス→Lab色彩調整→青色星雲マスク→カラーバランス→光芒マスク→カラーバランス→ホワイトバランス→バックグラウンドスムース→コントラスト調整
コメント

撮影時に真ん中にしていたのに最後のフレームはだいぶ端になっていたのでコンポジットしたら画角が狭くなってしまっていた(;・∀・)

何とかギリギリ納まったので助かった。

モンキー星雲は中央が青くてばら星雲みたいな印象です。

写真を回転させて南を上にして見ると猿の横顔って感じですが、そのまま北向きのままだと宇宙人(グレイ)に見えてちょっと怖い(;・∀・)

もうちょっと明暗ハッキリさせた方がモンキーになるかもしれません。

今回は反射望遠鏡で撮りましたが、次回はカメラレンズで300mm位でくらげ星雲とセットの画角で撮影してみたいです。

300mmでM35まで入ればいいのですがちょっと厳しそうですね

200mmだと全部入るけど、どの位がいい感じなんだろう。

今度はカメラレンズで撮影して試してみます。

天体写真ナビ

コメントを残す


CAPTCHA