アイリス星雲(NGC7023)の位置や星図と天体写真や撮影データです。
季節は秋でケフェウス座にある反射星雲。
位置はβ星アルフィルクの近くで「赤経21h01m34.0s/赤緯+68゚10’13”」
アルフィルクからは「赤経差-00h17m16.0s/赤緯差+5゚34’41″」
α星アルデミランからは「赤経差-00h17m16.6s/赤緯差+5゚34’40″」
明るさは7等級で大きさは「18’×18′」
適正焦点距離は1000~3500㎜位。
周辺の分子雲も入れるなら500~800mm位がおすすめ。
一眼カメラとカメラレンズや天体望遠鏡で撮影して随時更新します。
天体情報
名称/種類 | NGC7023/LBN487/Caldwell 4/反射星雲 |
---|---|
和名 | アイリス星雲 |
英語 | Iris Nebula |
位置 | 赤経21h01m34.0s/赤緯+68゚10’13″(J2000) |
光度/視野角 | 7等級/18’×18′ |
距離 | 1,300光年 |
季節/星座 | 秋の星座|ケフェウス座 |
ケフェウス座のメシエ | なし |
近くの恒星 | アルデミラン|アルフィルク|デネブ|カフ|シェダル|ポラリス |
写真星図
NGC7023(アイリス星雲)の位置とケフェウス座付近の天体がわかる写真星図です。
一眼レフ+反射望遠鏡
リコーPENTAX KP+ミードLXD55
ISO25600/F5/露出30秒/120枚/FL換算約1340mmと3587mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2020年08月25日01時06分25秒~ |
---|---|
撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
反射望遠鏡 | MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式 |
フィルター | なし |
ISO/露光時間 | ISO25600/30秒/120枚=総露光時間60分(3600秒) |
ノイズリダクション | off |
焦点距離 | FL換算約【上】1340mm【下】3587mm |
トリミング | 【上】なし「5141×3419」※Web用にリサイズ【下】「5141×3419」→「1920×1276」 |
フラット処理 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | なし |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ) |
画像処理ソフト | Digital Camera Utility5|ステライメージ8|Corel PaintShop Pro2021 Ultimate |
画像処理方法 | Digital Camera Utility5でRAW現像→ST8で自動コンポジット→ホワイトバランス→カブリ補正→ソフトビニングフラット補正→レベル補正→ホワイトバランス→Corel PaintShopのDenoise AI(ノイズ低減AI)→星マスク→トーンカーブ→デジタル現像→ガウスぼかしマスク→Lab色彩補正→トーンカーブ→ミニマムフィルター星雲マスク→Lab色彩調整→ホワイトバランス→トーンカーブ→Corel PaintShopのDenoise AI(ノイズ低減AI)→コントラスト調整 |
コメント |
アイリス星雲って青いだけじゃなくて中心部の少し上や周辺に赤い部分があるんですね。 周辺の分子雲も出そうと強調してみたのですがノイズが目立つので今回は諦めました。 分子雲ってノイズとの闘いのような気がするのですがどうなんでしょうね? もっと枚数稼ぐか低感度で長時間露光にするかみたいな厳密な世界の画像処理っぽい。 こうなってくるとオートガイドも欲しくなってきますね。 |