カリフォルニア星雲(NGC1499/Sh2-220)の位置や星図と天体写真や撮影データです。
季節は秋でペルセウス座にある散光星雲(HII領域)。
位置はξ星メンキブのすぐ北で「赤経04h00m42.0s/赤緯+36゚37’00”」
ξ星メンキブからは「赤経差+00h01m44.8s/赤緯差+0゚49’29″」
β星アルゴルからは「赤経差+00h52m32.4s/赤緯差-4゚21’51″」
α星ミルファクからは「赤経差+00h36m13.7s/赤緯差-13゚15’46″」です。
明るさは6等級で大きさは「145’×40′」位。
適正焦点距離は300~500㎜位。
150mm位でIC348+IC1985まで含めると赤い星雲や分子雲が入って美しい。
M45(プレアデス星団/すばる)とセットで撮る場合は縦画角で100mm位がおすすめ。
一眼カメラとカメラレンズで撮影して随時更新します。
天体情報
名称/種類 | NGC1499(Sh2-220)/散光星雲(HII領域) |
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和名 | カリフォルニア星雲 |
英語名 | California Nebula |
位置 | 赤経04h00m42.0s/赤緯+36゚37’00” |
光度/視直径 | 6.0等/145’×40′ |
距離 | 1,000光年 |
季節/星座 | 秋の星座|ペルセウス座 |
ペルセウス座のメシエ | 【散開星団】M34【惑星状星雲】M76(小亜鈴状星雲) |
近くの恒星 | ミルファク|アルゴル|カペラ|アルデバラン |
写真星図
カリフォルニア星雲(NGC1499/Sh2-220)の位置とペルセウス座付近の天体がわかる写真星図です。
一眼レフ+カメラレンズ
CANON EOS KISS X2+シグマ ズームレンズAPO70-200mmF2.8EX DG OS HSM
ISO1600/F2.8/露出2分/15枚/FL換算約321mmと494mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2020年10月21日01時37分57秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
カメラ | Canon EOS Kiss X2|Amazonで探す(赤外線改造機) |
カメラレンズ | SIGMA 望遠ズームレンズ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM |
フィルター | なし |
ISO/露光時間 | ISO1600/2分/15枚=総露光時間30分(1800秒) |
ノイズリダクション | off |
焦点距離 | FL換算約【上】321mm【下】494mm |
フラット処理 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | なし |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | Kenko スカイメモS |
コントローラー | なし(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ) |
画像処理ソフト | Digital Photo Professional4(DPP4)|ステライメージ8|Paint Shop Pro 2021 Ultimate |
画像処理方法 | DPP4でホワイトバランスとレベル補正のみRAW現像をしてtiff化→ST8で自動コンポジット→レベル補正→ホワイトバランス→ソフトビニングフラット補正→レベル補正→ホワイトバランス→星マスク→ノイズ処理→トーンカーブ→カラーバランス→Corel PaintShopのDenoise AI(ノイズ低減AI)→センサーゴミの汚れ処理→ミニマムフィルター星雲マスク→トーンカーブ→星雲だけカラーバランス→Lab色彩調整→コントラスト調整→光芒マスク→星だけカラーバランス→背景マスク→背景だけホワイトバランス→レベル補正 |
コメント |
このカルフォルニア星雲は2分15枚だけなので総露出30分ですが6等級なので良く写りますね! 実は50枚程撮影していたのですが追尾の失敗で35枚は使えず(TОT) どうして追尾が失敗したかの謎が多分溶けたので後日確認して記事にしようかと思っています。 恐らくスカイメモSと重量の関係です。 それは後日記事にするとして、カリフォルニア星雲の画像処理は結構やり易い天体かもしれませんね。 明るいので華やかな色が出るからでしょうね。 最近は画像処理の最後に恒星だけセルフHDRする事が多いのですが、今回は何となくこの位星が明るくても良いかなぁと思ってやりませんでした。 次回は100mm位でM45プレヤデス星団も入れて撮って見たいと思います。 カリフォルニア星雲はフルサイズ換算300mmが凄くちょうど良いのでカメラレンズ撮影が凄く良いですね。 次は追尾に失敗しないようにするぞ! |