NGC1491(Sh2-206)の位置や星図と天体写真や撮影データです。
季節は秋でペルセウス座にある散光星雲。
位置はλ星の近くで「赤経04h03m24.0s/赤緯+51゚19’00”」
λ星からは「赤経差-00h03m10.1s/赤緯差+0゚58’01″」、α星ミルファクからは「赤経差+00h39m10.3s/赤緯差+1゚26’10″」です。
明るさは10等級位で大きさは約「3′」だが周辺の淡い部分まで含めると「10′」位。
すぐ北東に散開星団のような星の集まりが見えるが特に番号はないようです。
適正焦点距離は1,000~3,000mm位。
700~1,000mm位でSh2-209とセットで撮影可能。
500~600mm位だと散開星団のNGC1528やNGC1496まで入る。
300~400mmでSh2-205、Sh2-207+Sh2-208、NGC1545まで視野に入ります。
天体情報
名称/種類 | NGC1491(Sh2-206)/散光星雲 |
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位置 | 赤経04h03m24.0s/赤緯+51゚19’00” (J2000) |
光度/視直径 | 10等級/3’(周辺まで入れると10’位) |
距離 | 10,700光年 |
季節/星座 | 秋の星座|ペルセウス座 |
近くの恒星 | ミルファク|アルゴル|カペラ|アルマク|エルナト|アルデバラン|ハマル |
星図 | ペルセウス座付近の星図(www.astro.cz) |
写真星図
NGC1491(Sh2-206)の位置とペルセウス座付近の天体がわかる写真星図です。
反射望遠鏡
リコーPENTAX KP+ミードLXD55
ISO25600/F5/露出30秒/119枚/FL換算約1228mmと2820mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2021年11月04日23時32分19秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
レンズ | MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式 |
フィルター | Kenko スターリーナイトフィルター |
露光時間 | ISO25600/F5/30秒/119枚=総露光時間59分30秒(3570秒) |
NR | off |
焦点距離 | フルサイズ換算約【上】1228mm【下】2820mm |
フラット補正 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | なし |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
自動導入コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC |
画像処理ソフト | ステライメージ9|Paint Shop Pro 2021 Ultimate |
画像処理方法 | ST9で自動コンポジット→カブリ補正→レベル調整→ホワイトバランス→ソフトビニングフラット補正→星マスク→ノイズ処理→デジタルノイズ処理→Corel paintshop版のDeNoise AI(ノイズ低減AI)→センサーカブリ調整→恒星周りと星雲のマスク→Lab色彩調整→ミニマムフィルター星雲マスク→Lab色彩調整→ホワイトバランス→トーンカーブ |
コメント |
NGC1491の中心部は結構明るくて良い感じに写ったのですが、その周りに広がっている赤い淡い星雲は殆ど写りませんでした。 中心部と周辺はかなり光度差があるのでHDRとかした方が良さそうですね。 今回はそのまま画像処理したのですが、もしかしたら後でHDRマスク合成してやり直すかもしれません。 意外に広がりのある星雲なので、改造カメラでがっつり露光すれば結構美しいように思います。 今回はノーマルカメラで撮りましたが、改造カメラで試してみたい天体ですね。 |