小さな幽霊星雲(NGC6369)の位置や星図と天体写真や撮影データです。
季節は夏でへびつかい座にある惑星状星雲。
位置はΘ星の北東で「赤経17h29m18.0s/赤緯-23゚46’00”」
Θ星からは「赤経差+00h07m16.6s/赤緯差+1゚14’14″」、η星サビクから「赤経差+00h19m00.7s/赤緯差-8゚01’50″」です。
明るさは13.0等級で大きさは「1.1′」
適正焦点距離は8000~30000㎜位。
写真で撮るとエメラルドグリーンをしていて天王星みたいに見える。
CHART32のNGC6369のように撮るには僕のような素人では現状無理だなぁ。
中央と周辺の淡い部分の光度差が大きいのでHDRがおススメだと思います。
一眼カメラと天体望遠鏡で撮影して随時更新します。
天体情報
名称/種類 | NGC6369/惑星状星雲 |
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和名 | 小さな幽霊星雲 |
英語名 | Little Ghost Nebula |
位置 | 赤経17h29m18.0s/赤緯-23゚46’00″(J2000) |
光度/視直径 | 13.0等級/1.1′ |
距離 | 推定2,000~5,000光年 |
季節/星座 | 夏の星座|へびつかい座(蛇使座) |
蛇使座のメシエ | 【球状星団】M9|M10|M12|M14|M19|M62|M107 |
近くの恒星 | サビク|アンタレス|カウスボレアリス |
星図 | NGC6369付近の星図(www.astro.cz) |
星図2 | NGC6369付近の星図2(www.astro.cz) |
写真星図
NGC6369(小さな幽霊星雲)の位置と「へびつかい座」付近の天体がわかる写真星図です。
一眼レフカメラ+反射望遠鏡
リコーPENTAX KP+ミードLXD55
ISO12800/露出30秒/64枚/FL換算約1182mmと5381mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2020年5月29日00時01分28秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
反射望遠鏡 | MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
フィルター | なし |
ISO/露光時間 | ISO12800/30秒/64枚=総露光時間32分(1920秒) |
ノイズリダクション | off |
焦点距離 | FL換算約1182mm(上)と5381mm(中と下) |
トリミング | 【上】「5826×3884」→「3000×2000」にリサイズのみ【下】「5826×3884」→「1920×1280」 |
フラット処理 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | ダーク減算なしで簡易ホットピクセル除去 |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
自動導入コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ) |
画像処理ソフト | ステライメージ8|Digital Camera Utility5|Corel PaintShop Pro2019 Ultimate |
画像処理方法 | RAW現像→TIFF化→ダーク減算なしで簡易ホットピクセル除去→自動コンポジット→ホワイトバランス→レベル補正→星マスク→ノイズ処理→トーンカーブ→デジタル現像→センサーゴミマスク→センサーゴミ処理→ホワイトバランス→星雲マスク→セルフHDR合成→ガウスぼかしマスク→トーンカーブ→マトリクス色彩補正→明るさコントラスト調整→星マスク→ノイズ処理→ホワイトバランス |
コメント |
小さな幽霊星雲と言う名前も付いているので一眼レフと反射望遠鏡で撮影してみましたがフルサイズ換算1200㎜程度では何が何だか・・・ これは高感度で小さなセンサーのCMOSカメラとシュミットカセグレンを使って焦点距離を長くしてオートガイドで撮影しないと無理そうですね。 こういう深宇宙の小さな惑星状星雲を写すのは難しい。 おすすめ天体から外した方がいいのかなぁ。 NASA以外の参考画像が見当たらなかったのが納得です。 |