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NGC4656+NGC4657(ホッケースティック銀河)

NGC4656+NGC4657(ホッケースティック銀河)

ホッケースティック銀河(NGC4656+NGC4657)の位置や星図と天体写真や撮影データです。

季節は春でりょうけん座にある棒渦巻銀河。

位置はα星コルカロリの近くで「赤経12h42m06.3s/赤緯+32゚32’11″(J2000)

コルカロリからは「赤経差-00h11m59.5s/赤緯差-6゚09’11″」

明るさは10.4等で大きさは13.8’×2.5′位。

ただ、淡い部分まで入れると25′位ありそう。

適正焦点距離は1500~4000㎜位。

NGC4631(くじら銀河)とセットで撮影する場合は500~2000mm位まで。

300mmなどのカメラレンズでもトリミングすれば何とかなりそうです。

天体情報

ホッケースティック銀河の天体情報
名称/種類 NGC4656+NGC4657/棒渦巻銀河/スターバースト銀河
和名 「ホッケースティック銀河」「クロウバー銀河」
英語名 「Hockey Stick Galaxies」「the Crowbar Galaxy」
位置 赤経12h42m06.3s/赤緯+32゚32’11″(J2000)
光度/視野角 10.4等級/13.8’(25’)×2.5′
距離 約3,000万光年
季節/星座 春の星座りょうけん座(猟犬座)
りょうけん座のメシエ 【球状星団】M3【銀河】M51(子持ち銀河)M63(ひまわり銀河)M94M106
近くの恒星 コルカロリ|ミザール|メラク|アルカイド|ドゥベ|アークトゥルス|デネボラ

写真星図

ホッケースティック銀河(NGC4656+NGC4657)の位置とりょうけん座付近の天体がわかる写真星図です。

ホッケースティック銀河(NGC4656+NGC4657)の位置と「りょうけん座」付近の天体がわかる写真星図

ホッケースティック銀河(NGC4656+NGC4657)の位置とりょうけん座付近の天体がわかる写真星図

くじら銀河(NGC4631)とホッケースティック銀河(NGC4656+NGC4657)の位置がわかる写真星図です。焦点距離は1421mm。

【右上】くじら銀河(NGC4631)とNGC4627【左下】ホッケースティック銀河(NGC4656+NGC4657)の写真星図||FL換算約1421mm

一眼レフ+反射望遠鏡

Ricoh PENTAX-KP+LXD55+スターリーナイトフィルター

ISO25600/F5/露出30秒/90枚/FL換算約3553mmと1987mmと1421mm

この天体写真は2022年04月04日に撮影した「りょうけん座」にあるホッケースティック銀河(NGC4656+NGC4657)と言う棒渦巻銀河です。焦点距離は3553mm。

NGC4656+NGC4657(ホッケースティック銀河)|リコーPENTAX KP+ミードLXD55+KENKO スターリーナイトフィルター|ISO25600/F5/30秒90枚|FL換算約3553mm

この天体写真は2022年04月04日に撮影した「りょうけん座」にあるくじら銀河(NGC4631)とホッケースティック銀河(NGC4656+NGC4657)です。焦点距離は1987mm。

【右上】くじら銀河(NGC4631)と【左下】ホッケースティック銀河(NGC4656+NGC4657)|リコーPENTAX KP+ミードLXD55+Kenko スターリーナイトフィルター|ISO25600/F5/露出30秒/90枚|FL換算約1987mm

この天体写真は2022年04月04日に撮影した「りょうけん座」にあるくじら銀河(NGC4631)とホッケースティック銀河(NGC4656+NGC4657)です。焦点距離は1421mm。

【右上】くじら銀河(NGC4631)と【左下】ホッケースティック銀河(NGC4656+NGC4657)|リコーPENTAX KP+ミードLXD55+Kenko スターリーナイトフィルター|ISO25600/F5/露出30秒/90枚|FL換算約1421mm

上の撮影データ
2022年04月04日の撮影データ
撮影日時 2022年04月04日22時28分10秒~
撮影場所 フォレストパーク神野山
反射望遠鏡 MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式
カメラ リコー PENTAX KP
フィルター Kenko スターリーナイトフィルター
ISO/露光時間 ISO25600/F5/30秒/90枚=総露光時間45分(2700秒)
ノイズリダクション off
焦点距離 FL換算約3551mmと1987mmと1421mm
フラット処理 ソフトビニングフラット補正+セルフグラデーションマスクフラット補正
ダーク減算 なし
コンポジット 加算平均コンポジット
赤道儀 ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス
自動導入コントローラー ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ)
画像処理ソフト ステライメージ9|Corel PaintShop Pro Uitimate 2021
画像処理方法 ST9でライトフレームのみ自動コンポジット→ホワイトバランス→四隅トリミング→ソフトビニングフラット補正→RGB分解マスクフラット補正→レベル調整→背景でホワイトバランス→Lab色彩調整→デジタル現像→RGBそれぞれCorel Paint Shop版Denois AI(ノイズ低減AI)センサーゴミ消し→RGB合成→恒星中心部のみカラーバランス→星雲マスク→星雲のみカラーバランス→RGB分解→星マスク→Bチャンネルのみノイズ処理→Gチャンネルのみマルチバンドシャープ→RGB合成→星雲のみLab色彩調整→全体のコントラスト調整→全体のカラーバランス
コメント

ホッケースティック銀河の明るく写る部分は撮れましたが、画像処理していて気が付いたのが凄く淡い部分があって更に倍ぐらいの長さになっているみたいです。

この淡い部分はもっと露光しないと殆ど写らない感じ。

薄ら写っている部分をガンガン強調して出そうとしましたが、背景ノイズが酷くなって写真がザラザラになるので今回は諦めました。

そもそも1枚当たりの露光時間が短かったし、コンポジット枚数も増やさないと厳しそうですね。

次回はその辺りも踏まえて撮影してみようと思います。

4.撮影時に見ておきたいホッケースティック銀河(NGC4656+NGC4657)

NGC4656+NGC4657(ホッケースティック銀河)
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