エメラルド星雲(NGC6572)の位置や星図と天体写真や撮影データです。
季節は夏でへびつかい座にある惑星状星雲。
位置はβ星ケバルライの東北東で「赤経18h12m06.3s/赤緯+06゚51’11”」
α星ラスアルハゲからは「赤経差+00h37m13.1s/赤緯差-5゚41’05″」、η星サビクからは「赤経差+01h01m31.3s/赤緯差+22゚36’45″」
明るさは9.0等級で大きさは「0.1′」
適正焦点距離は6000~23000㎜位。
1000mm位で見ると星と見分けがつかないくらい小さいですが、エメラルドグリーンをしていて天王星みたいに見えるので何とか判別できると思います。
中央がすぐに白飛びしちゃうので超短時間露光とHDR撮影した方が良いと思います。
ハップルのエメラルド星雲みたいに形がわかるように撮るにはどうすればいいのか?
一眼カメラと天体望遠鏡で撮影して随時更新します。
天体情報
名称/種類 | NGC6572/惑星状星雲 |
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和名 | 「エメラルド星雲」「グリーン星雲)」 |
英語名 | 「Emerald Nebula」「Green Nebula」「Blue Racquetball」「Turquoise Orb」 |
位置 | 赤経18h12m06.3s/赤緯+06゚51’11″(J2000) |
光度/視直径 | 9.0等/0.1′ |
距離 | 3,500光年 |
季節/星座 | 夏の星座|へびつかい座(蛇使座) |
蛇使座のメシエ | 【球状星団】M9|M10|M12|M14|M19|M62|M107 |
近くの恒星 | ラスアルハゲ|サビク|アルタイル|ベガ |
星図 | NGC6572周辺の星図(www.astro.cz) |
写真星図
NGC6572(エメラルド星雲)の位置と「へびつかい座」付近の天体がわかる写真星図です。
一眼レフカメラ+反射望遠鏡
ISO3200/露出30秒/45枚/FL換算約1770mmと3587mm
リコーPENTAX KP+ミードLXD55
上の撮影データ
撮影日時 | ?2020年04月26日00時38分40秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
反射望遠鏡 | MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
フィルター | なし |
ISO/露光時間 | ISO25600からISO3200へ減感/30秒/45枚=総露光時間22分30秒(1350秒) |
ノイズリダクション | off |
焦点距離 | FL換算約1770mm(上)と3587mm(中と下) |
トリミング | 【上】「4026×6026」→「3891×2594」【下】「4026×6026」→「1920×1280」 |
フラット処理 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | なし。簡易ホットピクセル除去 |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
自動導入コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ) |
画像処理ソフト | ステライメージ8|Digital Camera Utility5 |
画像処理方法 | ソフトでISO25600で撮影したRAW画像をISO3200に減感→バッジ処理でレベル補正とホワイトバランスと簡易ホットピクセル除去→fits化→自動コンポジット→ホワイトバランス→ソフトビニングフラット補正→星マスク→ノイズ処理→ガウスぼかしマスク→マトリクス色彩補正→トーンカーブ |
コメント |
撮影していた流れでISO25600/30秒で撮影してたけど、これは完全に白飛びしている気もするんですがどうだろう。 ISO100/数秒とかでテスト撮影して白く飛んでいるところがどうなっているのか確認してみたい。 今回はエメラルドグリーンの星って感じしかわからないけど、NASAの画像を見たら全然違いますもんね。 何か別途特殊なフィルターとかいるのかな? 今回の写真はいくら画像処理しても無理そうなので、もう一回チャレンジしてみます。 |