NGC3166+NGC3169の位置や星図と天体写真や撮影データです。
季節は春でろくぶんぎ座の渦巻銀河。
各々の中心位置は「赤経10h14m00.5s/赤緯+03゚26’36″(J2000)」付近でしし座のレグルスから南方向へ「赤経差+00h05m38.6s/赤緯差-8゚31’26″付近」。
NGC3166の光度は10.6等で視直径は4.9’×2.4’位。
NGC3169の光度は10.5等で視直径は4.8’×2.9’位。
適正焦点距離はセットで2000~6000㎜位。
目次
天体情報
名称/種類 | NGC3166+NGC3169/渦巻銀河 |
---|---|
NGC3166の位置 | 赤経10h13m48.0s/赤緯+03゚26’00″(J2000) |
NGC3169の位置 | 赤経10h14m12.0s/赤緯+03゚28’00″(J2000) |
中心位置 | 赤経10h14m00.5s/赤緯+03゚26’36″(J2000) |
光度/視野角 | 【NGC3166】10.6等/4.9’×2.4’【NGC3169】10.5等/4.8’×2.9′ |
距離 | 各々約7,000万光年 |
季節/星座 | 春の星座|ろくぶんぎ座(六分儀座) |
ろくぶんぎ座のメシエ | なし |
近くの恒星 | レグルス|アルファルド|デネボラ |
写真星図
NGC3166とNGC3169の位置とろくぶんぎ座付近の天体がわかる写真星図です。
一眼レフ+反射望遠鏡
Ricoh PENTAX-KP+LXD55+スターリーナイトフィルター
ISO25600/F5/露出30秒/176枚/FL換算約2586mmと4597mm

NGC3166(左)+NGC3169(右)+NGC3165(右の凄く小さい銀河)|リコーPENTAX KP+ミードLXD55+KENKO スターリーナイトフィルター|ISO25600/F5/30秒/176枚|FL換算約2586mm

NGC3166(左)+NGC3169(右)+NGC3165(右の凄く小さい銀河)|リコーPENTAX KP+ミードLXD55+KENKO スターリーナイトフィルター|ISO25600/F5/30秒/176枚|FL換算約4597mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2022年04月08日20時54分31秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
反射望遠鏡 | MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
フィルター | Kenko スターリーナイトフィルター |
ISO/露光時間 | ISO25600/F5/30秒/176枚=総露光時間1時間28分(5280秒) |
ノイズリダクション | off |
焦点距離 | FL換算約2586mmと4597mm |
フラット処理 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | なし |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
自動導入コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ) |
画像処理ソフト | ステライメージ9|Corel PaintShop Pro Uitimate 2021 |
画像処理方法 | ST9でライトフレームのみ自動コンポジット→ホワイトバランス→レベル調整→デジタル現像→星マスク→ノイズ処理→RGB分解→RGBそれぞれCorel Paint Shop版Denois AI(ノイズ低減AI)→RGB合成→センサーゴミ消し→恒星周りと星雲のマスク→Lab色彩調整→星雲マスク→星雲のみカラーバランス及びトーンカーブとLab色彩調整→RGB分解→Bチャンネルのみ銀河部分をマルチバンドシャープ→トーンカーブ |
コメント |
ちょっと1枚当たりの露光時間が短かったように思います。 NGC3169とNGC3169共に中心付近は良く写りますが周辺に凄く淡い部分があって、そこまで写すには思った以上に露出する必要があるみたい。 周囲はかなり淡かったです。 焦点距離は1131㎜で撮影してトリミングしましたがそもそも2000mm以上で撮影したい銀河ですね。 NGC3165が小さく写っていますがかなり小型でPGCみたいな銀河ですね。 シュミカセなどで撮ると良さそうな銀河でした。 |