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ステライメージ9のレビュー【高速化した天体画像処理ソフト】

天体画像処理ソフト「ステライメージ9」レビュー

天体画像処理ソフト「ステライメージ9」のレビューです。

自動コンポジットや各種操作が高速化しています。

また、簡易フラット補正である「セルフフラット補正」機能が追加され、更に初心者に優しいソフトとなりました。

見た目も同じで基本操作もステライメージ8とほぼ同じなので操作も迷う事は殆どなさそうです。

そんなStellaImage9をレビューをしておきます。

この記事でのアップデータは9.0a1です。

※現在の最新9.0bによって多くの不具合が解消されて快適になっています。

動画で見る方は下記からどうぞ。

【動画】ステライメージ9のレビュー【高速化した天体写真画像処理ソフト】

変更点

見た目は殆ど変わっていないのですが、いくつか変更点や追加機能があるので現状気が付いた点を記載しておきます。

コンポジットパネルの変更点

コンポジットパネルもパッと見は変わってないのですが、自動位置合わせのところに「スカイを減算」と言うチェック項目が出来ました。

ステライメージ9の自動コンポジットパネルです。「スカイ減算」と言う項目が増えています。

ステライメージ9の自動コンポジットパネル

アストロアーツさんのステライメージ9のページには、スカイを減算「オリオン大星雲(M42)やアンドロメダ銀河(M31)、月のように中央に明るい画素が大きく集合したような画像における自動位置合わせの精度を向上」させる機能と記載があります。

デフォルトでは「スカイを減算」を☑してONにしておき、もし位置が合わない場合はOFFにして下さいとの事です。

「スカイを減算」とは何なのか記載がないのでわかりませんが、わかったらまた追記したいと思います。

わかる方いたらコメントして下さいまし。

画像調整パネルの変更点

画像調整パネルの変更点は、

  • 「セルフフラット」
  • 「スターシャープ」
  • 「スターエンハンス」

の3機能が追加されています。

ステライメージ9から画像調整パネルに「セルフフラット」「スターシャープ」「スターエンハンス」が追加されました。

ステライメージ9の画像調整パネル

僕は基本的に詳細編集パネルで画像処理するので画像調整パネルは使っていませんが、簡単に処理して仕上げる場合に役に立ちますね。

詳細編集パネルの変更点

詳細編集パネルの変更点は、「ツール」の項目に「セルフフラット」が追加された点くらいだと思います。

「太陽Hα画像補正」と言う項目もありますが、これはステライメージ8であった「Hα画像補正」の名前が変わっただけのようです。

ですので「セルフフラット」が増えただけと言った形のようです。

ステライメージ9の詳細編集パネルに「セルフフラット」の項目が増えました。

ステライメージ9の詳細編集パネル

自動コンポジットの高速化

ステライメージ9の高速化(ベンチマーク)のページを見ると、コンポジット速度が約3~10倍高速化しているとの事です。

そこで実際にコンポジットをして計測してみました。

アストロアーツさんのページではRAW64枚のコンポジットテストをされていますので、僕は普段良くコンポジットする多枚数でテストしてみました。

また、σクリッピングでのテストは見当たらなかったので、162枚のRAW画像を使ってステライメージ9と8をそれぞれ「通常コンポジット」と「σクリッピングコンポジット」の両方で速度比較テストしてみました。

自動コンポジットの設定は

  • 「ホット/クールピクセル除去」=0.9
  • 「レベル調整」「色調整」「オートストレッチを使う」=☑
  • 「自動位置合わせ」「回転を計算」=☑
  • 「ガイド状態で選別」=1.25
  • 「余白をトリミング」=☑

「処理」の設定は「通常」。

「方式」の設定は「加算」「加算平均(σクリッピング)」をそれぞれ計測。

ステライメージ9には「スカイを減算」が追加されたので☑を入れておきます。

比較するソフトのバージョンは「ST8.0J」(最終バージョン)「ST9.0a1」(現時点での最新バージョン)です。

また、ノートパソコンですがスペックは「Intel Core i7-9750H 6コア 2.6Ghz キャッシュ12M(L3キャッシュ) メモリ16GB」でのテストです。

通常コンポジット速度比較

ST8とST9をそれぞれ通常コンポジットでRAW画像を162枚コンポジットして比較してみました。

上がステライメージ8.0Jで下がステライメージ9.0a1のRAW162枚の通常コンポジット速度比較です。ST8は2時間48分06秒でST9は46分00秒と言う結果でした。

RAW162枚の通常コンポジット速度比較【上】ステライメージ8.0J【下】ステライメージ9.0a1

なんと!2時間48分06秒⇒46分00秒で完了してしまいました!

処理過程を個別に見てみると、

  • 「現像処理中」1時間48分55秒⇒21分12秒
  • 「コンポジット準備中」30分26秒⇒22分45秒
  • 「コンポジット中」29分45秒⇒2分5秒

※ST9の「コンポジット準備中」は「ガイド状態を評価中」+「コンポジット準備中」として計算。

こんなに高速化しているんですね!

ってかST8が遅過ぎたとも言えるけど、とにかくST9は速くなっています。

σクリッピングコンポジット速度比較

では次にσクリッピング時で先程と同じくRAW画像を162枚コンポジットして比較してみましたが、前半は変わらなかったのですが、最後の「コンポジット中」だけ大きな変化があったのでそこだけ焦点を当ててみたいと思います。

次の画像は最後の「コンポジット中」だけを比較してみました。

上がステライメージ8.0Jで下がステライメージ9.0a1のRAW162枚のσクリッピングコンポジットの「コンポジット中」だけの速度比較です。ST8は1時間32分03秒でST9は1時間22分22秒と言う結果でした。

RAW162枚のσクリッピングコンポジットの「コンポジット中」だけの速度比較【上】ステライメージ8.0J【下】ステライメージ9.0a1

  • ST8の「コンポジット中」29分45秒⇒1時間32分03秒
  • ST9の「コンポジット中」2分5秒⇒1時間22分22秒

あれっ!?

最後の「コンポジット中」の部分が通常コンポジット時は15倍程高速だったのに、σクリッピング時は殆ど変わってない・・・

もちろん前半の部分は高速化しているので全体的に見ると速くなっているのですが、「コンポジット中」の部分はあまり変わっていない。

これってσクリッピングの時はコンポジット枚数が増えると高速化の恩恵があまり得られなくなるように思います。

逆に言うとこの点が改善するともっと高速化する可能性があるって事だと思います。

もし僕のようにσクリッピング多枚数コンポジットを普段している方の場合は、飛行機や人工衛星の軌跡が入った写真を除外して通常コンポジットをした方が高速化の恩恵を受けられると思いますよ。

もっと高速化する可能性

ステライメージ9のコンポジットはPCの「電源オプション」に内の設定にある「最大プロセッサの状態」を100%の設定にしておけば、CPU使用率がきちんと100%付近で動いてくれます。

ステライメージ8では100%にはなってくれてませんでしたので、この点が改善されて凄く高速化している感じですね。

しかし、σクリッピングコンポジットの最後の「コンポジット中」だけはCPU使用率が50%付近で止まってしまいます。

シグマクリッピングの「コンポジット中」のCPU使用率がST8でもST9でも50%程度しか出ていない。

シグマクリッピングの「コンポジット中」のCPU使用率がST8でもST9でも50%程度

「コンポジット中」と言う処理中はST8でもST9でもCPU使用率が50%付近が最大で止まってしまうので、この点を改善できるともっと高速化する感じですね。

現状のアップデータは9.0a1なので、今後のアップデートに期待したいですね。

※アストロアーツさんから回答頂きまして、「改善の余地があるので今後検討する」との事でした。

各種操作の高速化

とにかくファイルを開くところから各種操作をする全ての処理が高速化しているので天体画像処理が凄く快適です!

特に以前凄く重かった惑星の処理などで良く使う

  • 「マルチバンドシャープ」
  • 「マルチバンドウェーブレット」
  • 「スマートマルチバンドシャープ」

この3点はST8の時はめちゃくちゃ重くて大変でしたよね?

でもST9からは結構使える速度になりましたよ。

流石に「画像復元」や「ミニマムフィルター」の半径が大きい場合などは、そもそもかなり重い処理なので快適とまではいきませんが、それでもかなり改善されてまずまず処理ができるようになったので有難いです。

セルフフラット

天体写真のフラット補正は凄く面倒な作業ですが、簡易的にフラット処理ができるのがセルフフラット補正です。

僕は普段ソフトビニングフラット補正をやっていますが、このセルフフラット補正も簡単でまぁまぁ使えそうです。

セルフフラットの使い方

使い方は凄くシンプルで、スライドバーを動かして写真を見ながら調整するだけです。

「半径」と言う項目はデフォルトで「20」になっていますが、この半径については詳しい説明がないので良くわかりませんが、これは基本的にそのままで良いとの事です。

詳細編集パネルのセルフフラット補正の操作パネルは「最大値」と「半径」を調整する形になります。レベル調整みたいな処理ですね。

セルフフラット補正の操作パネル(詳細編集パネル)

セルフフラット補正の効果

アンドロメダ銀河の天体写真を使ってセルフフラットしてみました。

57枚コンポジットした周辺減光している下記のアンドロメダ銀河の写真を使用します。

この周辺減光しているM31(アンドロメダ銀河)の天体写真をセルフフラットしたいと思います。

周辺減光しているM31(アンドロメダ銀河)

殆ど強調していない段階の画像処理だとまずまずいい感じにフラット補正が出来ていると思います。

セルフフラット後のM31(アンドロメダ銀河)の天体写真です。これは強調処理をする前ですが、まぁまぁうまくフラット補正が出来ているように見えます。

「強調処理前」のセルフフラット後のM31(アンドロメダ銀河)

ただ、少し銀河の周りのカラーバランスが気になります。

では、レベル補正で切り詰めて強い強調処理をして比較してみます。

セルフフラットをしたM31(アンドロメダ銀河)の天体写真を強調すると、銀河の周りだけ青紫色になってカラーバランスがズレてしまっています。

「強調処理後」のセルフフラット後のM31(アンドロメダ銀河)

強い強調処理を行うと中央の銀河の周りの色合いが青紫っぽくなってしまいます。

後から中央付近をマスク処理で色合いを調整する必要がありそうですが、少し面倒な処理になりそうですね。

あまり強調せずに簡単に処理するなら使えるかなぁと言った印象です。

ソフトビニングフラット補正とセルフフラット補正の比較

先程と同じアンドロメダ銀河の天体写真で比較してみたいと思います。

まずは強調前のソフトビニングフラット補正とセルフフラット補正を比較してみます。

強調前のソフトビニングフラット補正とセルフフラット補正の比較です。強調前は双方そんなに変わりはないように見えます。

強調前のソフトビニングフラット補正とセルフフラット補正の比較

強調前はそんなに差はないように見えますね。

それでは強調してみようと思います。

強調後のソフトビニングフラット補正とセルフフラット補正の比較です。ソフトビニングは自然ですが、セルフフラットは銀河の周辺の色合いが青紫になっています。

強調後のソフトビニングフラット補正とセルフフラット補正の比較

強い強調処理をした後は、やはりセルフフラット補正の写真は銀河の中央部周辺が青紫色になっています。

パラメーターを何度もやり直してみたのですが、これ以上セルフフラットを効かせると銀河が暗くなってしまうのでこれが限界でした。

なるべくちょうど良い具合にしたつもりですが、もしかしたらもっとうまくできるのかもしれません。

あまり強調処理をしない場合はセルフフラットも十分使えると思いますので、簡易処理としては良いかと思います。

ただ、僕的にはまだソフトビニングフラット補正を使っていこうかなぁと思います。

ソフトビニングフラット補正については下記の記事や動画をアップデートしましたのでご覧下さい。

バグ(不具合)

ステライメージ9のこれまで僕が確認したバグ・不具合です。

既にアップデータで回復している場合がありますので、同じ不具合のある方はアストロアーツの最新のアップデータを確認して下さい。

9.0a1のバグ・不具合

※ステライメージ9.0a1の下記のバグや不具合は最新のアップデータによって解消されました。

チャンネルパレットのバグ

詳細編集パネルで画像にマスクを適応させ、「トーンカーブ」「明るさ調整」「カラーバランス」等々を操作中にマウスを画像の上に乗せた時にチャンネルパレットの「赤・緑・青・輝度」のところの数値が0のままになると言うバグがあります。

ちょっとわかりにくいので画像を貼っておきます。

ステライメージ9.0a1でマスクを適応させた状態でトーンカーブを操作してマウスを画像の上に乗せた時、チャンネルパレットの「赤・緑・青・輝度」がゼロのままになるバグです。

ステライメージ9.0a1でマスクを適応させた状態でトーンカーブを操作してマウスを画像の上に乗せた時、チャンネルパレットの「赤・緑・青・輝度」がゼロのままになるバグ

※最新のアップデータによって解消されています

画像処理中にソフトが落ちるバグ

画像処理中に突然ソフトが落ちて閉じてしまう9.0a1のバグです。

せっかく処理していたのに突然落ちてしまうので、作業内容がパーになってまた一からスタートしなければいけなくなり結構痛いバグです。

仕方なく再度処理するが、また途中で落ちて閉じてしまう・・・

ステライメージ8ではこのような現象はなかったです。

9.0a1にアップデート後に気付いてはいたのですが、一応アストロアーツさんに報告したところ「再現できない」との回答だったので、自分だけかな?と思っていたのですが、頻繁に落ちるのでツイートしたところ同様に現象の方が結構いるみたいでたくさん「いいね」をもらいました。

なので再度アストロアーツさんに報告しておきました。

僕の場合、ステライメージ9.0a1では現状画像処理が最後までできないので、コンポジットはST9で行い、画像処理はST8で行うと言う状態です。

僕はST8を持っているので良いですが、新規でST9を購入した方は結構難儀なバグだと思います。

何となくメモリが枯渇してしまうバグって感じがしますね。

アップデータで回復したらまた記載致します。

※このバグについて最新のアップデータで既に解消されています。

9.0bのバグ・不具合

画像を反転してもすぐに表示されない

いつもマスクを多用した画像処理をするので、元画像をモノクロ化して白黒反転させてて気が付いたのですが9.0bでは反転できません。

詳細編集画面でカラー画像もモノクロ画像も「諧調」→「反転」が効かないです。

ただ、「反転」操作をした後に他の機能(レベル補正など)をクリックすると反転されて表示されました。

ですので反転はされているけど、画像表示はすぐに反転されて表示されないと言った不具合のようです。

9.0a1では反転できていたと思うのですが・・・

自動コンポジットパネルでファイル名が長い写真を複数読み込むとソフトが落ちるバグ

これはバグと言えるのか微妙なのですが、自動コンポジットパネルにファイルを読み込む際にファイル名が長い写真を2枚以上読み込むとソフトが落ちます。

何を言っているかと言うと、僕は撮影した画像のファイル名を「0001」などから「ngc6357-war-and-peace-nebula-ngc6334-cat’s-paw-nebula-20200430022921-ISO1600-F2.8-60sec-eos-kiss-x2-ir-catless-FL1143mm」などにファイル名を一括変換しています。

後でファイル名を見ただけで「天体名」「撮影日」「使用機材」「撮影情報」「焦点距離」等など様々な情報がわかるようにしている訳です。

こういう長いファイル名の写真を自動コンポジットパネルに2枚以上読み込むとソフトがシャットダウンして落ちてしまいます。

自動コンポジット画面でこのような長過ぎるファイル名の写真を複数読み込むとソフトが落ちます。

自動コンポジット画面で長過ぎるファイル名の写真を複数読み込むとソフトが落ちるバグ

ちなみにファイル名が長くても1枚だけなら読み込みます。

また、何文字以上でソフトが落ちるかは正確にはわかっていません。

これはステライメージ8でも同じだったのですが、これに気が付いてからはファイル名を変える前にコンポジットしたり、ファイル名を一括で一度文字数を少なくしてから自動コンポジットするように対応しています。

こんなに長い名前のファイル名にしている方は殆どいないと思うので困っている方は少ないと思いますが、なぜソフトが落ちるのか悩んでいる方がいらっしゃったらこの点も確認してみて下さい。

バグと言えるかわかりませんが一応不具合として記載しておきます。

価格

ステライメージ9は「新規購入版」「アップグレード版」に分かれており、それぞれ「パッケージ版」と「ダウングレード版」がある。

新規購入版はアップグレード版がやや安くなっているが、アップグレード版はパッケージ版もダウングレード版も同じ値段。

価格はアストロアーツさんのステライメージ9の購入ページに記載しているが、この記事を記入している段階では下記のようになっている。

新規購入版
30,800円 パッケージ版(ソフトのみ)
33,440円 パッケージ版+公式ガイドブック
27,720円 ダウンロード版(ソフトのみ)
30,096円 ダウンロード版+公式ガイドブック
4,400円 公式ガイドブック単体
アップグレード版
12,500円 ST8→ST9(ソフトのみ)
15,500円 ST8→ST9(ソフト+ガイドブック)
15,500円 ST7→ST9(ソフトのみ)
18,500円 ST7→ST9(ソフト+ガイドブック)

※アップグレード版はパッケージ版とダウンロード版共に同じ価格

僕はステライメージ8を持っていたのでステライメージ9にするのにアップグレード版のソフトを12,500円で購入しました。

ST8が発されたのが2017年、そこから約3年程でST9が発売された形になります。

ちなみに過去の発売日です。

  • 1997年2月=初代ステライメージ
  • 1998年5月=ステライメージ2
  • 1999年11月=ステライメージ3
  • 2003年4月=ステライメージ4
  • 2005年3月=ステライメージ5
  • 2008年4月=ステライメージ6
  • 2013年3月=ステライメージ7
  • 2017年2月=ステライメージ8
  • 2020年12月=ステライメージ9

これを見て思うのは、毎回アップデートしていれば約3年位で12,500円程度でアップデートできるので、年間4,000円位?

一見高そうに見えるステライメージですが、月に300円~400円位の計算になるので結構お安い気がします。

ステライメージ9

自動コンポジットが高速化して快適になったステライメージ9!簡易フラット補正ができる「セルフフラット」機能も追加された天体画像処理ソフト。

これで2021年からはステライメージ9とCorel PaintShop Pro2021 ultimateの2つの画像処理ソフトがメインとなりました。

RAW現像だけはカメラの付属されているソフトを使うと色が良く出る気がするので使う事もあります。

皆さんはどんなソフトで天体写真を画像処理されていますでしょうか?

AdobeのPhotoShopを使っている方が多いんだろうか?

とりあえず僕はコンポジットや基本のレタッチまではステライメージ9で処理して、最終仕上げにCorel PaintShopで画像処理している感じです。

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