NGC1333の位置や星図と天体写真や撮影データです。
秋の星座でペルセウス座にあるカラフルな反射星雲。
位置はβ星アルゴルとM45(プレアデス星団・すばる)を結んだ中間位で「赤経03h29m18.0s/赤緯+31゚25’00”」
Ο星「アティク」からは「赤経差-00h15m02.5s/赤緯差-0゚51’52″」、β星アルゴルからは「赤経差+00h21m03.0s/赤緯差-9゚32’57″」
おうし座のη星アルキオーネ(プレアデス星団の中の星)からは「赤経差-00h18m07.6s/赤緯差+7゚19’13″」です。
明るさは5.6等級で大きさは「6’×3′」
適正焦点距離は1,000~3,000mm位。
400~1,000mm位だと周囲の分子雲が入って美しく、300mm位でIC348+IC1985を入れて撮っても美しい空間。
また、150mm位でNGC1499カリフォルニア星雲を入れたり、若しくはM45(プレアデス星団/すばる)を入れるのも良い感じ。
100mmだとこれらの全てが視野に入って華やかな場所です。
天体情報
名称/種類 | NGC1333/反射星雲 |
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位置 | 赤経03h29m18.0s/赤緯+31゚25’00″(J2000) |
光度/視直径 | 5.6等級/6’×3′ |
距離 | 980?1,140光年 |
季節/星座 | 秋の星座|ペルセウス座 |
近くの恒星 | アルゴル|ミルファク|カペラ|アルマク|エルナト|アルデバラン|ハマル |
星図 | ペルセウス座周辺の星図(www.astro.cz) |
写真星図
NGC1333の位置とペルセウス座付近の天体がわかる写真星図です。
反射望遠鏡
リコーPENTAX KP+ミードLXD55
ISO25600/F5/露出30秒/179枚/FL換算約1248mmと2672mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2021年11月04日20時12分18秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
レンズ | MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式 |
フィルター | Kenko スターリーナイトフィルター |
露光時間 | ISO25600/F5/30秒/179枚=総露光時間1時間29分30秒(5370秒) |
NR | off |
焦点距離 | フルサイズ換算約【上】1248mm【下】2672mm |
フラット補正 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | なし |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
自動導入コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC |
画像処理ソフト | ステライメージ9|Paint Shop Pro 2021 Ultimate |
画像処理方法 | ST9で自動コンポジット→カブリ補正→レベル調整→ホワイトバランス→ソフトビニングフラット補正→星マスク→ノイズ処理→デジタルノイズ処理→Corel paintshop版のDeNoise AI(ノイズ低減AI)→デジタル現像→トーンカーブ→センサーカブリ調整→恒星周りと星雲のマスク→Lab色彩調整→ミニマムフィルター星雲マスク→Lab色彩調整→ホワイトバランス→レベル調整 |
コメント |
かなりコンポジットしたのでノイズが減るだろうと思ったけど、何かノイズ処理ばっかりやっていたような画像処理になりました。 反射星雲を撮るといつもノイズが多くなる気がします。 結構強調するからでしょうかね? 今回はある程度抑えた強調具合にしておきましたが、途中でもっと強調してみると分子雲や暗黒星雲が浮かんできました。 そこまで出したかったのですがノイズが増え過ぎて断念。 オートガイドがあればもう少し低感度で撮影できるんですけどね。 そろそろオートガイドも欲しくなってきました。 ところでこの反射星雲は赤・青・白・オレンジと凄くカラフルで美しい反射星雲ですね。 みなみのかんむり座の反射星雲群やNGC7129(バラの蕾星雲)やNGC7023(アイリス星雲)、IC348+IC1985に似た星雲です。 天体望遠鏡でもカメラレンズでもこの辺りは美しいのでおすすめです。 次撮る時はオートガイドでじっくり低感度で撮影してみたいなぁ。 上手な方が撮るとめちゃくちゃ美しい空間だと思います。 |
4.撮影時に見ておきたいNGC1333
アストロアーツ | NGC1333のタグページ |
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Live | NGC1333 |
ぼちぼち星空眺めましょ | 淡いよ!! NGC1333 |
SE250n+α奮闘記 | NGC1333付近 |
Sara Wager Astrophotography | NGC1333 in LRGB |
Caprile Observatory Astro photography | NGC 1333 and Molecular Cloud in Perseus |