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アンタレス付近

アンタレス付近

「アンタレス付近」のカラフルなエリアの位置や星図と天体写真や撮影データです。

季節は夏でさそり座へびつかい座周辺の散光星雲+暗黒星雲+反射星雲+球状星団。

散光星雲IC4063IC4604IC4605IC4606Sh2-9+RCW129や球状星団M4+M80+NGC6144や暗黒星雲B42B44B45など。

焦点距離200㎜の中心位置は「赤経16h25m03.8s/赤緯-25゚29’42″(J2000)」

100mmの中心位置は「赤経16h20m14.73s/赤緯-23゚04’51.0″(J2000)」位でIC4592(青い馬頭星雲)まで入ります。

適正焦点距離は50~200㎜位。

赤・青・黄・黒色など非常にカラフルで綺麗なエリアである為「カラフルタウン」などとも言われています。

天体情報

アンタレス付近の天体情報
名称/種類 「アンタレス付近」「カラフルタウン」/散光星雲/暗黒星雲/反射星雲/球状星団
和名 「アンタレス付近」「アンタレス周辺」「カラフルタウン」
英語 Antares Area
100mm中心位置 赤経16h20m14.73s/赤緯-23゚04’51.0″(J2000)
200mm中心位置 赤経16h25m03.8s/赤緯-25゚29’42″(J2000)
構成 【散光星雲】IC4603IC4604IC4605IC4606Sh2-9|RCW129|IC4592(青い馬頭星雲)【球状星団】M4M80NGC6144【暗黒星雲】B42|B44|B45
距離 650~1,630光年
季節/星座 夏の星座さそり座へびつかい座
さそり座のメシエ 【球状星団】M4M80【散開星団】M6M7
へびつかい座のメシエ 【球状星団】M9M10M12M14M19M62M107
近くの恒星 アンタレス|サビク

※撮ってないアンタレス付近の天体写真は参考ページを調べてリンク(緑リンク)しておきました。

写真星図

「アンタレス付近」の位置と「さそり座」付近の天体がわかる写真星図です。

「さそり座」付近の天体の位置がわかる写真星図です。季節は夏でメシエは球状星団M4とM80。散開星団はM6とM7。散光星雲はIC4592(青い馬頭星雲)+IC4601|アンタレス付近(IC4606+IC4605+Sh2-9+IC4603+IC4604)|Sh2-7+Sh2-1|NGC6357(彼岸花星雲)+NGC6334(出目金星雲/猫の手星雲)|IC4628(えび星雲)と惑星状星雲のNGC6302(バタフライ星雲)とNGC6337(チェリオ星雲)が有名でおすすめ。

さそり座付近の天体の位置がわかる写真星図|PENTAX KP+TAMRONズームレンズ+KenkoソフトフィルターPRO1D

アンタレス付近(IC4603+IC4604+IC4605+IC4606付近)の写真星図です。周辺には赤・青・黄色の散光星雲や球状星団、更に暗黒星雲もありカラフルで非常に美しいエリアです。焦点距離は163mm。

アンタレス付近(IC4603+IC4604+IC4605+IC4606付近)の写真星図|FL換算約163mm

一眼レフ+カメラレンズ

CANON EOS KISS X2(改)+シグマズームレンズ APO70-200mmF2.8EX DG OS HSM

ISO1600/F3.5/4分/37枚/FL換算約163mm

この天体写真は2022年4月5日に撮影した「さそり座」にあるアンタレス付近(IC4603+IC4604+IC4605+IC4606)。周辺には赤・青・黄色の散光星雲や球状星団、反射星雲や暗黒星雲などがあり、非常に美しいエリアです。焦点距離は163mm。

アンタレス付近(IC4603+IC4604+IC4605+IC4606付近)|CANON EOS KISS X2(改)+シグマズームレンズ APO70-200mmF2.8EX DG OS HSM|ISO1600/F3.5/4分/37枚|FL換算約163mm

上の撮影データ
2022年4月5日の撮影データ
撮影日時 2022年4月5日01時58分05秒~
撮影場所 フォレストパーク神野山
カメラ Canon EOS Kiss X2Amazonで探す(赤外線改造して使用)
カメラレンズ SIGMA 望遠ズームレンズ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
フィルター Kenko スターリーナイトフィルター
ISO/露光時間 ISO1600/F3.5/4分/37枚=総露光時間2時間28分(8880秒)
ノイズリダクション off
焦点距離 FL換算約163mm
フラット処理 セルフグラデーションマスクフラット補正
ダーク減算 なし
コンポジット 加算平均コンポジット
赤道儀 スカイメモS
自動導入コントローラー なし
画像処理ソフト ステライメージ9|Corel PaintShop Pro Uitimate 2021
画像処理方法 ST9でライトフレームRAWを自動コンポジット→ホワイトバランス→セルフグラデーションマスクフラット補正→ホワイトバランス→デジタル現像→星マスク→ノイズ処理→センサーゴミの汚れ処理→RGB分解→RGBそれぞれCorel Paint Shop版Denois AI(ノイズ低減AI)→ホワイトバランス→セルフグラデーションマスクフラット補正で背景を微調整→恒星と星雲のマスク→星雲と恒星のカラーバランス&Lab色彩調整→恒星のみカラーバランス→星雲のみカラーバランス&Lab色彩調整→星雲のみのRGB減算マスク(「G-B」+「G-R」)→星雲減算マスクGのカラーバランス&Lab色彩調整→「R-B」+「R-G」→星雲減算マスクRのカラーバランス&Lab色彩調整→「B-R」+「B-G」→星雲減算マスクBのカラーバランス&Lab色彩調整→全体のカラーバランス&Lab色彩調整→Bチャンネルのみノイズ処理→ガウスぼかしマスクで星雲のみトーンカーブ→コントラストマスクでトーンカーブ→全体のホワイトバランス調整
コメント

やっとアンタレス付近のカラフルタウンを撮れました。

前にチャレンジしたのですが、その時は光害のせいだと思うのですが色が変になってしまってボツにしました。

結構低空で光害の影響を受け易いので、こういう淡いアンタレス付近などを撮影するには深夜から明け方前の時間に南中する時を選択するのが凄く効果がある気がします。

今回は時間帯も良かったと思いますし、何といってもスターリーナイトフィルターの効果だと思うのですが画像処理がし易かったです。

それと今までソフトビニングフラット補正をやっていたのですが、こういう全体に星雲が写っている天体写真は結構難しい感じだったので新たにセルフグラデーションマスクフラット補正ってのをまた思い付いてやってみました。

このフラット補正はかなり使い勝手の良いフラット補正ができるので、ソフトビニングフラット補正みたいに2分とまではいきませんが結構簡単に尚且つこういう複雑な天体写真も綺麗にできるのでまた記事を書きたいと思います。

それにしてもアンタレス周辺ってカラフルで綺麗ですね。

スカイメモSで4分も露光したらちょっと星が流れちゃいましたが、青ハロ対策にF3.5で撮ったから4分もしちゃいましたが2分/F2.8とかで撮っても良かったかもしれません。

EOS X2はISO1600までしかないので苦労します・・・

次回は星が流れないように撮るのと50~100mm位の焦点距離でもうちょい広角にも撮ってみたいです。

それとちょっと真北にならなかったのでその辺りも注意して撮影していみます。

とにかくそれらしくなったので一先ず良かったです。

4.撮影時に見ておきたいアンタレス付近

撮影時に見ておきたいアンタレス付近
アストロアーツ アンタレスのタグページ
星の牧場 アンタレス付近
天体写真の世界 アンタレス付近のカラフルな星雲
SWAT アンタレス付近。
天体写真撮影日記 アンタレス付近のカラフルタウン~100mm編~
天体写真ナビ

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