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IC4628(えび星雲)

IC4628(えび星雲)

えび星雲(IC4628)の位置や星図と天体写真や撮影データです。

季節は夏でさそり座にある散光星雲。

位置はさそりの尻尾の部分のυ¹星とζ¹星グラフィアスの中間位の低空で「赤経16h57m00.0s/赤緯-40゚20’00”

ζ¹星グラフィアスからは「赤経差+00h02m23.1s/赤緯差+2゚01’46″」

λ星シャウラからは「赤経差-00h36m34.3s/赤緯差-3゚15’04″」

α星アンタレスからは「赤経差+00h27m47.5s/赤緯差-13゚53’08″」

明るさは7.3等級で大きさは90′位。

適正焦点距離は300~1,800㎜位。

IC6242とIC6268を含める場合は横構図で700㎜位。

IC6231とIC4637まで含める場合は400mm位。

300mmだとIC6281まで入ります。

一眼カメラと天体望遠鏡やカメラレンズで撮影して随時更新。

天体情報

えび星雲の天体情報
名称/種類 IC4628/散光星雲
和名 えび星雲
英語 Prawn Nebula
位置 赤経16h57m00.0s/赤緯-40゚20’00″(J2000)
光度/視直径 7.3等位/90′
距離 6,000光年
季節/星座 夏の星座さそり座
さそり座のメシエ 【球状星団】M4M80【散開星団】M6M7
近くの恒星 グラフィアス|アンタレス|シャウラ|カウスアウストラリス|サビク|ヌンキ

写真星図

えび星雲(IC4628)の位置とさそり座付近の天体がわかる写真星図です。

えび星雲(IC4628)の位置と「さそり座」付近の天体がわかる写真星図

えび星雲(IC4628)の位置と「さそり座」付近の天体がわかる写真星図|焦点距離FL換算約27㎜

えび星雲(IC4628)と散開星団IC6242の位置がわかる拡大写真星図です。焦点距離は1162㎜

えび星雲(IC4628)と散開星団IC6242の位置がわかる拡大写真星図|Meade LXD55+リコーPENTAX KP|焦点距離1162㎜

一眼レフ+反射望遠鏡

リコーPENTAX KP+ミードLXD55

ISO25600/F5/露出30秒/117枚/FL換算約1737mmと1162mm

この天体写真は2020年06月09日に撮影した「さそり座」にあるえび星雲(IC4628)と言う散光星雲です。焦点距離は1737mm。

えび星雲(IC4628)|ISO25600/F5/露出30秒/117枚/FL換算約1737mm|MEADE LXD55+リコーPENTAX KP

この天体写真は2020年06月09日に撮影した「さそり座」にあるえび星雲(IC4628)と言う散光星雲です。焦点距離は1162mm。

えび星雲(IC4628)|ISO25600/F5/露出30秒/117枚/FL換算約1162mm|MEADE LXD55+PENTAX KP

上の撮影データ
2020年06月09日の撮影データ
撮影日時 2020年06月09日22時24分50秒~
撮影場所 フォレストパーク神野山
カメラ リコー PENTAX KP
望遠鏡 MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式
フィルター なし
ISO/露光時間 ISO25600/F5/30秒/117枚=総露光時間58分30秒(1710秒)
ノイズリダクション off
焦点距離 FL換算約【上】1737mm【下】1162mm
フラット処理 ソフトビニングフラット補正
ダーク減算 なし
コンポジット 加算平均コンポジット
赤道儀 ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス
コントローラー ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ)
画像処理ソフト ステライメージ9|Paint Shop Pro 2021 Ultimate
画像処理方法 ST9でRAWを自動コンポジット→全体のホワイトバランス→カブリ補正→ソフトビニングフラット補正→全体のホワイトバランス→レベル補正→星マスク→トーンカーブ→デジタル現像→ホワイトバランス→恒星のみセルフHDR→デジタルノイズ除去→DeNoise AI(ノイズ低減AI)→四隅センサーカブリ処理→光害カブリ処理→恒星のみ惑星色ずれ補正→恒星中心部のカラーバランス→恒星周辺のカラーバランス→ミニマムフィルター星雲マスク→星雲のカラーバランス→R星雲の減算マスク→赤い星雲のカラーバランス→B星雲の減算マスク→青い星雲のカラーバランス→全体のカラーバランス→トーンカーブ→DeNoise AI(ノイズ低減AI)
コメント

エビ星雲はかなり低空ですよね。

なので僕の撮影地ではこのエビ星雲は山の木と木の間に1時間しか見えません。

しかも焦点距離1000mm程だと約30分は木が視野に被らないけど、後の30分は木が入っちゃいます。

それでも草木が入り込んだ写真もコンポジットしたら何とかなりました(;’∀’)

もっと露光時間を延ばすには撮影地を変えないといけない対象です。

また低空は光害の影響も凄く受けるので画像処理が凄く難しかった。

最終的にはそこそこになりましたが、途中は酷くてやる気が削げる位でした(;´・ω・)

最近親戚にOⅢフィルターを借りたので、一度通常撮影に加えてOⅢフィルターを取付けて撮影して合成するとどんな感じになるのか試してみようと思います。

ノーマルカメラにOⅢフィルター付けても意味ないですかね?

今回試したかったのですが、今年初天体撮影と言う事で余裕が無くてそのまま撮りました。

それと光害カットフィルターも試してみたい。

神野山の低空は結構光害があるので効果あると思うんですよね。

でも光害カットフィルターを取付けると露光時間を長くする必要が・・・

オートガイド無しのノータッチガイドなので1,000mmで30~60秒しか露光できないのでどんな風に撮影するかを試行中です。

光害カットフィルターはまずKenkoの「ASTRO LPR Filter Type2」を使ってみたいです。

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