勾玉星雲(IC405/Sh2-229)の位置や星図と天体写真や撮影データです。
季節は冬でぎょしゃ座にある散光星雲。
位置はぎょしゃ座の五角形の真ん中よりやや南付近で「赤経05h16m12.0s/赤緯+34゚16’00”」
ι星ハッサレーからは「赤経差+00h19m13.6s/赤緯差+1゚05’23″」
β星エルナトからは「赤経差-00h10m01.3s/赤緯差+5゚39’53″」
α星カペラからは「赤経差-00h00m40.6s/赤緯差-11゚43’49″」
明るさは約10等級で大きさは「37’×19′」位。
適正焦点距離は1,000~1,500㎜位。
勾玉星雲を含めたSh2-229全体を入れる場合は500~600mm位。
おたまじゃくし星雲(IC410/Sh2-236)やスパイダー星雲(IC417/Sh2-234)、フライ星雲(NGC1931/Sh2-237)なども含める場合は200~300mm位。
更にM36とM38及びSh2-230まで含める場合は100~200mm位がおすすめ。
一眼カメラと天体望遠鏡やカメラレンズで撮影して随時更新します。
天体情報
名称/種類 | IC405/Sh2-229/C31/散光星雲 |
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和名 | 勾玉星雲 |
英語 | Flaming Star Nebula |
位置 | 赤経05h16m12.0s/赤緯+34゚16’00″(J2000) |
光度/視直径 | 10.0等/37’×19′ |
距離 | 1,500光年 |
季節/星座 | 冬の星座|ぎょしゃ座 |
ぎょしゃ座のメシエ | 【散開星団】M36|M37|M38 |
近くの恒星 | カペラ|アルデバラン|ベテルギウス|カストル|ポルックス |
写真星図
勾玉星雲(IC405/Sh2-229)の位置とぎょしゃ座付近の天体がわかる写真星図です。
一眼レフ+カメラレンズ
CANON EOS KISS X2+シグマ ズームレンズAPO70-200mmF2.8EX DG OS HSM
ISO1600/F2.8/露出2分/35枚/FL換算約1497mmと702mmと330mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2020年10月21日00時08分28秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
カメラ | Canon EOS Kiss X2|Amazonで探す(赤外線改造機) |
カメラレンズ | SIGMA 望遠ズームレンズ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM |
フィルター | なし |
ISO/露光時間 | ISO1600/2分/35枚=総露光時間70分(4200秒) |
ノイズリダクション | off |
焦点距離 | FL換算約【上】1497mm【中】702mm【下】330mm |
フラット処理 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | なし |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | Kenko スカイメモS |
コントローラー | なし(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ) |
画像処理ソフト | Digital Photo Professional4(DPP4)|ステライメージ8|Paint Shop Pro 2021 Ultimate |
画像処理方法 | DPP4でホワイトバランスとレベル補正のみRAW現像をしてtiff化→ST8で自動コンポジット→レベル補正→ホワイトバランス→カブリ補正→ソフトビニングフラット補正→レベル補正→ホワイトバランス→星マスク→ノイズ処理→トーンカーブ→Corel PaintShopのDenoise AI(ノイズ低減AI)→センサーゴミ処理→ミニマムフィルター星雲マスク→トーンカーブ→星雲だけカラーバランス→RGB減算マスク(B-Gチャンネル)→カラーバランス→コントラスト調整→光芒マスク→恒星のみカラーバランス→背景マスク→背景のみカラーバランス→バックグラウンドスムース→レベル補正→コントラスト調整 |
コメント |
IC405(勾玉星雲)とIC410(おたまじゃくし星雲)を一緒に撮りたくて撮影しました。 焦点距離300mmmだとIC417(スパイダー星雲)とNGC1931(フライ星雲)まで入るのでちょうど良い焦点距離ですね。 ただ、もう少し焦点距離を短くしてM36とM38と入れたら良かったなと思っています。 次回はそんな撮り方をしてみたいです。 露光に関しては、ISO1600/F2.8/2分では物足りない写り方ですね。 4分~5分撮影する必要があるかなと思います。 ただ、オートガイドがないので次回はPENTAX KPで高感度多枚数で撮影してみようかと思ってます。 それと画角を天の北極に合わせた買ったのですが、カメラレンズとポタ赤で画角を合わせるのってどうするんですかね? とりあえず勾玉星雲とおたまじゃくし星雲を同画角に入れて撮影してみたのですが少し北がズレてしまいました。 次回はその辺りも頭に入れて撮影してみます。 勾玉星雲を天体望遠鏡で直焦点撮影もしてみようかなぁ。 2回目の撮影はカメラレンズで200mmと天体望遠鏡で1200mm位を同時撮影になるかなと思います。 結構淡い星雲なので露光をたっぷりした方が良さそうですね。 |