ハート星雲(IC1805/Sh2-190)の位置や星図と天体写真や撮影データです。
季節は秋でカシオペア座にある散開星団+散光星雲。
位置はε星セギンの近くで「赤経02h32m42.0s/赤緯+61゚27’00”」
セギンからは「赤経差+00h38m23.2s/赤緯差-2゚13’55″」
明るさは6.5等級で大きさは150’×150′
適正焦点距離は200~500mm位。
IC1848(胎児星雲・ソール星雲)とセットで撮影する場合は200mm位がおすすめ。
一眼カメラと天体望遠鏡やカメラレンズで撮影して随時更新中。
天体情報
名称/種類 | IC1805/Sh2-190/散開星団+散光星雲 |
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和名 | ハート星雲 |
英語名 | Heart Nebula |
位置 | 赤経02h32m42.0s/赤緯 +61゚27’00” |
光度/視直径 | 6.5等級/150’×150′ |
季節/星座 | 秋の星座|カシオペア座/Cassiopeia |
近くの恒星 | ツィー|シェダル|カフ|ミルファク|アルマク|カペラ |
星図1 | IC1805(ハート星雲)周辺の星図1(www.astro.cz) |
星図2 | IC1805(ハート星雲)周辺の星図2(www.astro.cz) |
写真星図
IC1805(Sh2-190)ハート星雲の位置やカシオペア座の天体と周辺の星座がわかる写真星図です。
一眼レフ+カメラレンズ
CANON EOS KISS X2+シグマ ズームレンズAPO70-200mmF2.8 EX DG OS HSM
ISO1600/F2.8/露出2分/31枚/FL換算約462mmと213mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2020年08月16日02時38分00秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
カメラ | Canon EOS Kiss X2|Amazonで探す(赤外線改造して使用) |
カメラレンズ | SIGMA 望遠ズームレンズ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM |
フィルター | なし |
ISO/露光時間 | ISO1600/2分/31枚=総露光時間62分(3720秒) |
ノイズリダクション | off |
焦点距離 | FL換算約462mm(上)と213mm(下) |
トリミング | 【上】「4173×2781」→「1920×1280」【下】「4173×2781」※共にweb用に圧縮 |
フラット処理 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | 簡易ホットピクセル除去 |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | Kenko スカイメモS |
自動導入コントローラー | なし |
画像処理ソフト | DPP4(Digital Photo Professional 4)|ステライメージ8|Paint Shop Pro 2021 Ultimate |
画像処理方法 | DPP4でRAW現像→簡易ホットピクセル除去→自動コンポジット→ホワイトバランス→カブリ補正→ソフトビニングフラット補正→レベル補正→星マスク→ノイズ処理→ノイズ処理→トーンカーブ→デジタル現像→ホワイトバランス→ガウスぼかしマスク→Lab色彩補正→ミニマムフィルター星雲マスク→Lab色彩補正→青ハロ除去→光芒マスク→Lab色彩補正→暗部のみコントラスト調整→明部のみコントラスト調整→フラット調整→ホワイトバランス→Corel Paintshopのノイズ低減AI(Denoise AI) |
コメント |
前回望遠鏡で撮った時は焦点距離が長過ぎて全体を写せなかったけど、今回はカメラレンズで200mm程で撮影したのでハート星雲と胎児星雲が両方良い感じの画角で写すことができました。 ハート&ソール星雲ですね。 それとスカイメモSで2分露光しましたが星が点になっていてパッチリ! 同時に望遠鏡でも別の天体を撮りながら撮影できるので最高でした! 星がギラギラし過ぎているので星だけセルフHDRすれば良かったなと後で思います。 |
一眼レフ+反射望遠鏡
リコーPENTAX KP+ミードLXD55
ISO25600/F5/露出30秒/30枚/FL換算約1167mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2017年09月26日02時12分15秒~ |
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撮影場所 | 奈良県山添村 |
反射望遠鏡 | MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
焦点距離 | FL換算約1143mmの直焦点撮影で画像は約1167mm |
トリミング | なし。「6016×4000」→コンポジット後「5889×3933」 |
フィルター | なし |
露光時間 | ISO25600/30秒/30枚=総露光時間900秒(15分) |
NR | off |
フラット処理 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | カメラのダーク |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
自動導入コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ) |
画像処理ソフト | ステライメージ8 |
画像処理方法 | 自動コンポジット→ホワイトバランス→ソフトビニングフラット補正→レベル調整→星マスク→ノイズ処理→トーンカーブ→星マスク減算星雲マスク→Lab色彩調整→ソフトフィルターマスク→トーンカーブ |
コメント |
フルサイズ換算1200㎜ではハートが全部入りません。 カメラレンズで300とか400mm位で撮影するとちょうど良さそうな星雲ですね。 ノーマルカメラでも結構写りますね。 |