馬頭星雲(IC434)の位置や星図と天体写真や撮影データです。
季節は冬でオリオン座にある暗黒星雲+散光星雲。
位置は三ツ星の一番左にあるζ星アルニタクのすぐ南で「赤経05h41m00.0s/赤緯-02゚24’00”」
アルニタクからは「赤経差-00h00m01.1s/赤緯差-0゚26’10″」
明るさは8.3等級で大きさは「60’×10′」
適正焦点距離は馬頭星雲と燃える木とNGC2023を含める形で300~1000mm。
M42(オリオン大星雲)やM43とセットで撮る場合は横画角で200mm、縦画角で300mm位。
M78(ウルトラマン星雲)とセットで撮る場合は横画角で300mm位がおすすめ。
一眼カメラと天体望遠鏡やカメラレンズで撮影して随時更新中。
天体情報
名称/種類 | IC434/Barnard33/暗黒星雲+散光星雲 |
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和名 | 馬頭星雲 |
英語名 | Horsehead Nebula |
位置 | 赤経05h41m00.0s/赤緯-02゚24’00” |
光度/視直径 | 8.3等級/60’×10′ |
距離 | 1,500光年 |
季節/星座 | 冬の星座|オリオン座/Orion |
近くの恒星 | アルニタク|アルニラム|ミンタカ|ベテルギウス|リゲル|シリウス |
星図 | IC434(馬頭星雲)周辺の星図(www.astro.cz) |
写真星図
馬頭星雲(IC434)の位置と周辺の天体がわかる写真星図です。
カメラレンズ
リコーPENTAX KP+TAMRONズームレンズAF18-200mmF3.5-6.3XR DiII
ISO12800/F6.3/露出2分/32枚/FL換算約300mmと459mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2021年09月10日02時58分08秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
レンズ | TAMRON 高倍率ズームレンズ AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII キヤノン用 APS-C専用 A14E |
フィルター | なし |
露光時間 | ISO12800/F6.3/2分/32枚=総露光時間1時間04分(3840秒) |
NR | off |
焦点距離 | フルサイズ換算約【上】300mm【下】459mm |
トリミング | 【上】なし【下】6000×4000→3935×2623 |
フラット補正 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | なし |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | KenkoスカイメモS(ノータッチガイド) |
自動導入コントローラー | なし |
画像処理ソフト | ステライメージ9|Paint Shop Pro 2021 Ultimate |
画像処理方法 | ST9でコンポジット→背景側ホワイトバランス→ソフトビニングフラット補正→恒星中心部のホワイトバランス→星マスク→ノイズ処理→トーンカーブ→デジタル現像→Corel PaintShopのDenoise AI(ノイズ低減AI)→RGB分解→それぞれスターシャープ及びトーンカーブ→ノイズ低減AI→RGB合成→RGBそれぞれトーンカーブで星雲部分のみホワイトバランス→スターシャープ星雲マスク→星雲のみトーンカーブ→星雲のカラーバランス→星雲のLab色彩調整→恒星のカラーバランス→全体のホワイトバランス→デジタル現像 |
コメント |
ノーマルカメラでもHαが何とか写りました。 KPはローパスフィルターレスなので頑張れば馬頭星雲もいけそうですね。 今回はスカイメモSで2分露光しましたが、3分位いけそうな気もするので次回は1ショット辺りの露出時間を上げるか明るいカメラレンズを使ってみたいです。 さすがにF6.3だとISO12800でも時間が掛かりますね。 ただ、この撮影地はこれ以上露光すると光害で真っ白になってしまうので光害カットフィルターを付けないといけないかなぁ。 朝方の南中前に撮影したので深夜に南中する頃ならISO25600若しくは3分露光できるかもしれない。 まぁ改造すれば赤色がもっと出るのでその方が話は早そうですが、まだノーマルカメラでやってみたことがたくさんあるのでこのまましばらく頑張ってみようと思います。 |
反射望遠鏡
リコーPENTAX KP+ミードLXD55
ISO25600/F5/露出20秒/31枚/FL換算約1153mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2017年09月26日03時55分34秒~ |
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撮影場所 | 奈良県山添村 |
反射望遠鏡 | MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
フィルター | なし |
露光時間 | ISO25600/20秒/31枚=総露光時間620秒(10分20秒) |
NR | off |
焦点距離 | FL換算約1143mmの直焦点撮影で画像は約1153mm |
トリミング | なし。「6016×4000」→コンポジットにより「5963×3983」 |
フラット処理 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | カメラのダーク |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
自動導入コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC |
画像処理ソフト | ステライメージ8 |
画像処理方法 | 自動コンポジット→ホワイトバランス→ソフトビニングフラット補正→レベル調整→星マスク→ノイズ処理→星マスク減算星雲マスク→Lab色彩調整→ソフトフィルターマスク→トーンカーブ |
コメント |
左上の青い丸い光はシュミットニュートン式反射望遠鏡の補正ガラスの影響です。 次回は1時間位掛けて撮影してみます。 |