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IC2118(魔女の横顔星雲)

IC2118(魔女の横顔星雲)

IC2118(魔女の横顔星雲)の位置や星図と天体写真や撮影データです。

季節は冬でエリダヌス座の反射星雲。

位置はβ星クルサとオリオン座のβ星リゲルを結んだ中間から南西へ約3分程。

光度は13等級で視直径は180’x60′

適正焦点距離は150~350㎜位

明るいリゲルが視野に入りゴーストの発生が気になる場合は縦画角で400mm位がおすすめ。

上下逆さにすると魔女の横顔になります。

天体情報

IC2118(NGC1909)の天体情報
名称/種類 IC2118(NGC1909)「魔女の横顔星雲」/反射星雲
英語名 The Witch Head Nebula(ウィッチヘッド星雲)
IC1396の位置 赤経05h06m54.0s/赤緯-07゚13’00” (J2000)
光度/視野角 13等級/180’×60′
距離 900~1,000光年
季節/星座 冬の星座エリダヌス座
エリダヌス座のメシエ なし
近くの恒星 リゲル|クルフ|サイフ|ベラトリクス|ベテルギウス

写真星図

IC2118(魔女の横顔星雲)の位置とエリダヌス座付近の天体がわかる写真星図です。

IC2118(魔女の横顔星雲)の位置とエリダヌス座周辺の天体がわかる写真星図です。β星クルサとオリオン座のリゲルの間にあります。

IC2118(魔女の横顔星雲)の位置とエリダヌス座周辺の天体がわかる写真星図

一眼レフ+カメラレンズ

CANON EOS KISS X2(改)+シグマ ズームレンズ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

ISO1600/F2.8/露出2分/37枚/FL換算約334mmと207mm

2021年10月15日02時23分21秒から撮影したフルサイズ換算約334mmのエリダヌス座のIC2118(魔女の横顔星雲)をした天体写真です。下を天の北極にすると魔女の右の横顔になります。右上に映っている明るい青い星はオリオン座のリゲルです。ちょうど境界線付近にあります。

IC2118(魔女の横顔星雲)|SIGMA APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSM+CANON EOS KISS X2(IRカットレス)+KENKO スターリーナイトフィルター|FL換算約334mm

2021年10月15日02時23分21秒から撮影したフルサイズ換算約207mmのエリダヌス座のIC2118(魔女の横顔星雲)の天体写真です。上を天の北極にしていますが、反転させると魔女の横顔になります。魔女の顎になる部分の上にβ星クルサがあり、左下の明るい青い星はオリオン座のβ星リゲル。ちょうど境界線付近にあります。周辺には分子雲や赤い散光星雲も映っています。

IC2118(魔女の横顔星雲)|SIGMA APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSM+CANON EOS KISS X2(IRカットレス)+KENKO スターリーナイトフィルター|FL換算約207mm

上の撮影データ
2021年10月15日の撮影データ
撮影日時 2021年10月15日02時23分21秒~
撮影場所 フォレストパーク神野山
カメラ Canon EOS Kiss X2Amazonで探す(赤外線改造して使用)
カメラレンズ SIGMA 望遠ズームレンズ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
フィルター Kenko スターリーナイトフィルター
ISO/露光時間 ISO1600/3分/27枚=総露光時間1時間21分(4860秒)
ノイズリダクション off
焦点距離 FL換算約334mm(上)と207mm(下)
トリミング 【上】「4272×2848」→「2578×1719」【下】「4272×2848」→「4159×2769」※共にweb用に圧縮
フラット処理 ソフトビニングフラット補正
ダーク減算 なし
コンポジット 加算平均コンポジット
赤道儀 スカイメモS
自動導入コントローラー なし
画像処理ソフト ステライメージ9|Corel PaintShop Pro Uitimate 2021
画像処理方法 ST9でRAWファイルを自動コンポジット→ホワイトバランス→カブリ補正→ソフトビニングフラット補正→ホワイトバランス→デジタル現像→星マスク→Paint Shopのデジタルノイズ処理→Corel Paint Shop版Denois AI(ノイズ低減AI)センサーゴミの汚れ処理→トーンカーブ→スターシャープ星雲マスク→星雲のみトーンカーブ→リゲルを省いた星雲マスク→マルチバンドシャープ→星雲のホワイトバランス→コントラスト調整→全体のホワイトバランス
コメント

初めて魔女の横顔星雲を撮りましたけど、撮った時に思ったのが怖い!って感じでした。

夜中の山の上で一人でカメラのモニターに魔女が映るとゾクッとします(;・∀・)

実は前に一度チャレンジしたことがあったのですが、神野山の光害のせいで13等級の魔女の横顔はなかなか写らなかったんです。

そこでKenkoのスターリーナイトフィルターを取付けて撮影してみたのですが、1枚撮影して見て「写った!」と思い頑張って3分を27枚撮ってみました。

フィルターなしは白飛びして厄介だったのがこのフィルター1枚付けるだけでかなり効果があって驚きました!

リゲルが凄くピカッと光っていますが、これはフィルターなしだとどうなるんだろう。

フィルターなしバージョンでリゲルがどう写るかも一度試してみようと思います。

凄く淡い星雲ですが一度は撮影してみたい天体ですね。

フィルターを付けるとカブリもあまり無くて画像処理が楽な気がしますね。

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