バンビの首飾り(IC1284付近)の位置や星図と天体写真や撮影データです。
季節は夏でいて座にある散光星雲+散開星団。
位置はμ星ポリスとM24を結んだ中間付近で「赤経18h17m42.0s/赤緯-19゚40’00”」
ポリスからは「赤経差+00h03m55.3s/赤緯差+1゚23’40″」
M24からは「赤経差-00h00m41.2s/赤緯差-1゚15’02″」
λ星カウスポレアリスからは「赤経差-00h10m20.0s/赤緯差+5゚44’58″」
明るさは不明等級で大きさは「25’×35′」位。
適正焦点距離は800~2000㎜位。
バンビの横顔全体を入れる場合は300~400mm位。
M16(わし星雲)~M20(干潟星雲)まで入れる場合は75~100mm位。
バンビの首飾りはIC1284のHαの大きな赤い星雲がメインでそれにIC1283の小さな赤い星雲が合体してSh2-37。
下側にNGC6990とNGC6589の青い反射星雲があります。
調べてるとややこしかったですが、NGC6590はNGC6595でもありIC4700でもあるそうです。
一眼カメラと天体望遠鏡で撮影して随時更新。
天体情報
名称/種類 | Sh2-37(IC1284+IC1283)+NGC6589+NGC6590/散光星雲+反射星雲 |
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和名 | 「バンビの首飾り」「バンビのネックレス」 |
英語名 | 「Bambi’s Necklace」 |
位置 | 赤経17h29m18.0s/赤緯-23゚46’00″(J2000) |
光度/視直径 | 不明等級/25’×35′ |
季節/星座 | 夏の星座|いて座(射手座) |
射手座のメシエ | 【散光星雲】M8(干潟星雲)|M17(オメガ星雲)|M20(三裂星雲)【散開星団】M18|M21|M23|M24|M25【球状星団】M22|M28|M54|M55|M69|M70|M75 |
近くの恒星 | カウスボレアリス|ヌンキ|サビク|アンタレス| |
星図 | バンビの首飾り周辺の星図(www.astro.cz) |
写真星図
バンビの首飾り(IC1284付近)の位置と「いて座」付近の天体がわかる写真星図です。
一眼レフカメラ+反射望遠鏡
リコーPENTAX KP+ミードLXD55
ISO12800/露出30秒/69枚/FL換算約1190mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2020年05月29日01時01分04秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
反射望遠鏡 | MEADE LXD55(D=152mm F=762mm)F5:シュミット・ニュートン式 |
カメラ | リコー PENTAX KP |
フィルター | なし |
ISO/露光時間 | ISO25600/30秒/69枚=総露光時間34分30秒(2070秒) |
ノイズリダクション | off |
焦点距離 | FL換算約1190mm |
トリミング | なし。「5789×3849」→「3500×2327」にリサイズして更にweb用に画質を落としています。 |
フラット処理 | ソフトビニングフラット補正 |
ダーク減算 | なし |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | ビクセン SP赤道儀 スーパーポラリス |
自動導入コントローラー | ビクセン スカイセンサー2000PC(オートガイドなしで赤道儀追尾のみ) |
画像処理ソフト | ステライメージ8|Digital Camera Utility5|Corel PaintShop Pro2019 Ultimate |
画像処理方法 | RAW現像→自動コンポジット→ホワイトバランス→レベル調整→ソフトビニングフラット補正→ホワイトバランス→デジタル現像→星マスク→ノイズ処理→トーンカーブ→カブリ補正→セルフHDR←赤い星雲マスク→Lab色彩調整→トーンカーブ→青い星雲マスク→Lab色彩調整→トーンカーブ→カブリ補正→ホワイトバランス→ガウスぼかしマスク→Lab色彩調整→トーンカーブ→カブリ補正→ホワイトバランス |
コメント |
PENTAX KPのノーマルカメラでどこまで赤いHαが出るか試すのにちょうど良かった。 やっぱりKPはノーマル一眼カメラの中では赤色がまぁまぁ出易いと思います。 この位出てくれれば多くの赤い天体が撮れると思います。 今回は雲があって露総光時間が30分程度しか撮れなかったのですが今度は1時間か2時間撮影してみたいです。 ちょっとRAW現像時にノイズ処理を多くしてしまったので、ちょっと丸みを帯びてる気がします。 カメラレンズでバンビの横顔全体を撮りたい。 |