カメラレンズで天体写真を撮影する時にモバイルバッテリーで使えるUSBのカメラレンズヒーターで結露防止をしているのですが、太いタイプより細いタイプの方がおすすめです。
太いタイプだとピント調整が凄くやりにくいんです。
細いタイプはピントリング(フォーカスリング)を避けて取り付けられるので便利。
僕はズームレンズに取り付けているのですが、単焦点で撮影する時はズームリングにレンズヒーターを取り付け、長焦点時は伸びた筒付近に取り付けています。
太いタイプはピント調整がやりにくい
太いタイプのカメラレンズヒーターはこんなやつです。
下の太いタイプには四角い穴が開いていますが、そこでピント調整をできるようになっています。
それは有難いのですが、僕のカメラレンズに取り付けるとサイズが合わなくてこのピント調整用の穴が塞がってしまいます。
そもそも合うサイズを買えば良いのかもしれませんがうまくいきませんでした・・・
半年以上この太いタイプを使用して天体撮影をしていたのですがやっぱりやりにくい・・・
で、結局細いタイプのレンズヒーターを購入する事になりました。
細いタイプが天体撮影におすすめ
細いタイプのレンズヒーターはフードに巻き付けられるのでピント調整の邪魔にならず快適で天体撮影におすすめです。
ただ、細いレンズヒーターでもフードの切り欠きを若干塞いでしまうので四隅が少しカブってしまうかもしれません。
そんな時は細いレンズヒーターの場合は容易に位置を変えられます。
僕はズームレンズを使っているのですが、筒を伸ばさない単焦点時はこんな感じでズームリングに巻き付けています。
ズームレンズじゃない単焦点レンズとかならフードに巻き付ければ良いと思います。
ズームの筒を伸ばしたらこんな感じで巻き付けています。
こういう細いタイプはめちゃ使い勝手が良いですね。
最初から細いカメラレンズヒーターを買っておけば良かった。
おすすめカメラレンズヒーター
殆どのカメラレンズヒーターは5V1A出力。
このレンズヒーター(RH01)も同様ですが、強弱調整ボリュームが付いていませんので5V1A出力のあるモバイルバッテリーと使用するのがベストです。
5V1Aでも十分に暖まります。
5V2Aに繋ぐとちょっと暖か過ぎな気もしますし、バッテリーが早く減っちゃうので勿体ないと思います。
なので5V1A出力のモバイルバッテリーをお持ちなら強弱調整ボリュームが無いレンズヒーターでも良いかと思います。
ただ、この商品はもう生産されていないみたいですし、僕が次に買うなら下記のような温度調整ができるレンズヒーターがおすすめですね。
これは温度調整ができるコントローラーが付いているのでおすすめです。
これなら出力切り替えの無いモバイルバッテリーでも温度調整ができます。
10000mAのモバイルバッテリーなら一晩もつかもしれません。
どっち道10000mAでも2つはないと心細いですけどね。
と言うことで、太いのと細いのを両方使った僕からすると細いカメラレンズヒーターを買った方が良いかと
思います。
初めて買う時は太い方が暖まり易くて良いんじゃね?って思って買っちゃいましたが、結露防止はほんの少しだけ暖かければ良いと思います。
なので細いので全然OKですよ。
細いカメラレンズヒーターでも充分暖かいのでおすすめです。