撮影機材

TAMRON ズームレンズ AF18-200mmの伸縮故障を分解修理してみた

TAMRON ズームレンズ AF18-200mmの伸縮故障を分解修理してみた

星空撮影に使っているタムロンのズームレンズの伸縮する筒がカコンッカコンッと動きが悪くなってしまったので分解修理とレンズの清掃をしました。

このカメラレンズはTAMRON AF18-200mmF/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO (Model A14)です。

後ろから分解していくと1つの金具部品があるのですが、そのネジが緩んでいただけでした。

そのネジを締めるだけで直ったので、故障と言う程のものではなく簡単に修理できました。

ただ、分解途中で配線を外す作業が1ヶ所あるので、そこだけは十分に注意した方が良いですよ。

それと折角なので前玉も外してレンズの清掃もしておきました。

ってか2~3ヶ月ぶりに天体撮影に行って、現地でカメラセットしてズームの筒を伸ばしたり縮めたりしてたら壊れてマジでビビった(;一ω一||)

多少は動いたので何とか写真撮影はできましたけど。。。

動画で見る場合は下記からどうぞ。

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ズームレンズの分解(後部マウント接点側)

これから修理するタムロンズームレンズです。

TAMRON AF18-200mmF/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO (Model A14)

TAMRON AF18-200mmF/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO (Model A14)

このカメラレンズをひっくり返して後部マウント接点側を分解していきます。

精密ドライバーが必要です。

ゴシェール精密ドライバーセット(特殊ネジ多機能デジタル製品修理キット磁石付き)

この精密ドライバーセットは特殊ネジもたくさん対応しているので、カメラだけでなくいろんなデジタル製品が修理できると思います。

マウント側のネジを外します。

カメラレンズをひっくり返してマウント接点側のネジを外す

ネジが外せたら持ち上げてマウント接点を外すのですが、1ヶ所引っかかるところがあるので確認しながらゆっくり外します。

マウント接点側を外す時はこの辺りで引っ掛かります。

マウント接点部品はココに引っ掛かります。

次に配線とネジを外すのですが、配線から外した方がいいです。

ネジは緩めるだけなら先にしても良いですが、ネジを外してしまうと配線だけで繋がった状態になるので、傾けたり引っ張ったりすると配線が切れてしまう事になるから要注意です。

先に配線を外してからネジを外した方が良いです。

これが今回の分解で唯一外す配線です。

このズームレンズの分解で唯一外す配線です。

どうやって外すかと言うと、この被覆部分の左右をピンセットでつまんでクニクニしながらレンズ中央方面に抜いていく形です。

配線の被覆をピンセットでつまんで、クニクニしながらレンズ中央へ引き抜く。

クニクニって言ってもわかりにくいと思うので、大事なところなのでクニクニ配線を引く抜くところの動画(3:13~)もチェックしておいて下さい。

配線が外れた状態がこんな感じです。

ズームレンズ内の配線を外したところです。

配線を抜いたら基盤の付いたカバーを外します。

外すとゴールドのプレート枠が見えます。

このプレート枠は上がゴールドでその下にシルバーのプレート枠が重なっていて、2つの穴にハマってるだけなのでピンセットですぐに外せます。

基盤の付いたカバーを外すとゴールドのプレート枠が見えます。

ピンセットでプレート枠を外す。

プレート枠を外したら、ギアセットを外します。

ギアセットは2本のネジで止まっていてそれを外すと直ぐに抜けますが、中にもギアが繋がっているので少しカタカタしながらすると抜けます。

ズームレンズ内のギアセットを外す

ズームレンズ内のギアセットが外れました。

次にネジ3本(ギアセットの下にもう1本あったかもしれませんので4本かも)を外してズームリングを引き抜きます。

ズームリングは3つの部品で一つになっているのですが、ゆっくりそっと溝から引き抜きながら外せば分離されませんので、分離させずに外してみて下さい。

その方が組み立ての時に楽です。

また、ズームリングの中の部品は回転しますので回転させずに外す方が良いですし、溝がどこにハマっているかもよく確認しながらゆっくり引き抜いて下さい。

更に配線が通っている穴がありますので、配線が引っ掛かって切れないように注意して下さい。

ズームリングを外した状態のカメラレンズです。

分解はここまでです。

この状態で見えるシルバーのカクカクしたネジ1本で止まっているシルバーの金具が故障の原因部品です!

この金具のネジが緩んでいたのですが、緩んでいるとズームの伸縮がうまくいかなくなりますのでしっかりと締めておいて下さい。

このシルバーの部品が緩んでいるとズームの伸縮がうまくいかなくなるので、しっかりと締め付けます。

これでズームリングが綺麗に動くか確認してもらったら、後は逆の順序で組み立てていきます。

組み立てる際は、ズームリングの目盛りなどがしっかり合うように位置を確認して組み立てて下さい。

ズームリングをうまくそのままの位置で外しているなら簡単ですが、回転させてしまっていると位置合わせが結構面倒くさくなります。

また、配線をきちんと取り付けないと後で動作テストで不具合がでちゃいますのでゆっくり優しく慎重にしっかり取り付けて下さい。

取り付けに関しては動画(8:14~)を確認してみて下さい。

今回は後ろ玉までは分解していませんが、また分解する必要があった場合はアップしたいと思います。

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前玉レンズの分解と清掃

前玉レンズの分解や清掃は凄く簡単でした。

わざわざ書くまでもないですが、一回もやった事ないと気になるかと思いますので一応記載しておきますね。

前玉側には1ヶ所切り欠きのある樹脂のフレームがありますので、そこに小さなマイナスドライバーやピンセットなどで引っ掛けてカパッっと開けます。

僕のレンズは何回も外しているので樹脂フレームに傷が入っちゃってますが、下記の部分です。

これが前玉レンズの樹脂フレームの切り欠きです。

樹脂フレームを外すと裏側に3ヶ所ポッチが出ているのですが、これでハマっているだけです。

前玉レンズの樹脂フレームの裏側です。3ヶ所ポッチがあります。

次にネジが6本見えるのですが、溝に刺さっているネジ3本と溝のない部分のネジ3本の計6本です。

先に外すのは溝のないネジ3本からです。

※外したネジが前玉レンズに当たらないように気を付けて下さい。

先に溝の無いネジ3本を外します。

すると前玉レンズのカバーが外れます。

前玉レンズのカバーを外します。

残った溝のある部分のネジ3本を外すと前玉レンズが外れます。

カメラレンズクリーナーセットなどについているクリーニングクロスなどを前玉レンズに当ててひっくり返して取り外して下さい。

溝のある部分のネジ3本を外します。

カメラレンズ用クリーニングクロスで前玉レンズを押さえてひっくり返します。

前玉レンズが外れました。

これが前玉レンズです。

後はカメラクリーニングセットなどで綺麗に掃除して下さい。

前玉レンズは簡単に分解清掃できますね!

Velar カメラセンサー&レンズクリーニングフルキット

次に買うのはこのセットにしようかと思っています。カメラセンサーからレンズまで掃除できるクリーニングフルセットです。

タムロンカメラレンズのメーカー修理費用

タムロンさんのHPでカメラレンズのメーカー修理費用をちょっと調べてみたのですが、このカメラレンズの場合は下記となっていました。

  • 軽修理=¥3,500
  • 普通修理=¥11,000
  • 重修理=¥19,500

こんな感じでした。

詳しくはタムロンさんのHPでどうぞ。

今回のような簡単な修理なら¥3,500かな?

僕の場合は¥9,000で中古を購入したので、普通修理になっちゃうなら再度購入した方が良いですよね。

TAMRON 高倍率ズームレンズ AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII ペンタックス用 APS-C専用 A14P

発売当初の定価は6~7万みたいだけど、僕は中古で9000円で購入しちゃいました!DCモーターなのでAF時にギュインって言いますが、天体には関係ないしそれもまた渋いですね。

不安な場合はメーカー修理に出しましょう。

一度カメラレンズを修理しておくとだいたいの構造がわかると思うので、いろんなレンズを分解できるようになるかもしれませんね。

早く天体写真を撮りに行きたい!

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SIGMA 超広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM ペンタックス用 APS-C専用

こういうので星空写真を撮ってみたい。

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24000mAh/85W/AC出力付き大容量高速充電モバイルバッテリー

天体撮影にはこういうモバイルバッテリーがあると便利ですね。カメラのバッテリーやレンズヒーターなどいろいろ充電するのに便利。

天体写真ナビ

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