星空写真にはKenko(ケンコー)の「PRO1Dプロソフトン[A](W)」がおすすめです。
いくつも試したことがあるのですがこのソフトフィルターがいい感じ。
「PRO1D」はカメラレンズに取り付けるタイプとセンサーに取り付けるタイプがあります。
僕は手軽なカメラレンズに取り付けるタイプのソフトフィルターで天体写真を良く撮っているのですが、これでフィルターありとなしの効果を比較してレビューしたいと思います。
星空写真におすすめしたいソフトフィルター
星空写真用におススメしたいソフトフィルターはやっぱりケンコーの「PRO1D」プロソフトン[A](W)」ですね。
いくつもソフトフィルターを試したのですが、単焦点にには対応してなかったり、ボケ具合がイビツだったり、なかなか理想の思ったようなのがありませんでした。
そんな中、単焦点のカメラレンズから長焦点レンズまで対応していて、物凄く自然なボケ具合をしてくれるのがこのソフトフィルター「PRO1D」です。
使用している方も多いようですし、とにかくこのソフトフィルターを購入していれば間違いないと思います。
まずはPRO1D[A](W)を基準に使用して他にフィルターが必要ならば考えれば良いんじゃないかなぁ。
Kenkoのカメラ用ソフトフィルター「PRO1D」プロソフトン[A](W)
Kenkoのカメラ用ソフトフィルター「PRO1D」プロソフトン [A](W)の効果を比較したレビューです。
効果や比較レビュー
このソフトフィルターの効果はボヤが少な過ぎず、ボケ過ぎないちょうど良い感じ。
また、ぼかし効果によってノイズも減る感じですね。
微恒星は薄くなって見えにくくなるのですが、大きな恒星になればなる程ボケが強くなる形です。
下記は北斗七星をフィルターなしとありで比較した写真です。
上の北斗七星の比較画像はレベル補正だけで他は何も画像処理していません。
「PRO1D」を取り付けると明らかに北斗七星の形がわかりますよね。
カメラレンズをそのまま使うと星がシャープ過ぎて不自然だと思うんですよ。
実際の星空を見ているのに近いのがソフトフィルターを取り付けた写真だと思いませんか?
拡大しても星が自然で良い感じだと思います。
画像処理でもある程度ソフトフィルター風にはできるのですが、やはりフィルターを取り付けて撮影する方が断然自然で綺麗です。
ガウスぼかしで星だけをボカシても星の光芒がイビツになってしまいますし、色合いも違和感が出てしまうと思います。
カメラのフィルター機能や画像処理ソフトで試してみましたが、やっぱり実際のフィルターが良いと思います。
僕は星座の写真を撮りたくてPRO1Dプロソフトン[A](W)を購入しました。
別に「ソフトンスペックA」と「ソフトンスペックB」がありますが、全然違うボケ具合なのでお間違いなく。
こういう星座の写真はソフトフィルターを取り付けると凄く自然で星の位置がわかり易くて良いかと思います。
他にもたくさんソフトフィルターで撮っているので良ければ下記もチェックしてみて下さい。
フィルター径の選び方
僕は自分のカメラレンズに合うサイズのソフトフィルターを購入しました。
フードが取り付けられるのが良いですね。
ですが、大きめのサイズのフィルターを購入してステップアップリングを間に入れて取り付ける事でフィルターは1つでいろんなカメラレンズに取り付けられるようになりますね。
ただ、ステップアップリングで取り付けた場合フードが取り付けられなくなる場合があるのでその点を考えておかないといけないかと思います。
僕は現状カメラレンズは1つしか持ってないので、直接フードも取り付けできるレンズに合った径のフィルターを選んで良かったと思います。
でも複数レンズをお持ちだったり、将来の事を考えるとステップアップリングの方が良い気がします。
また、アダプターはステップアップアダプターとステップダウンアダプターと2種類あるので間違えないようにして下さい。
大きいサイズのフィルターを購入して取り付ける場合はステップアップアダプターです。
例えばこういうのです。
これだと77mmのソフトフィルターを購入してステップアップリングで取り付ける事ができます。
ステップアップリングを取り付けた場合はフードの問題が残ってしまうのですが、ベテランの方はどうしてるんだろうか?
ソフトフィルター「PRO1D」のレビューでした!