Sh2

クエスチョンマーク星雲(Sh2-170+Sh2-171)

クエスチョンマーク星雲(Sh2-170+Sh2-171)

Sh2-170+Sh2-171(クエスチョンマーク星雲)の位置や星図と天体写真や撮影データです。

季節は秋でケフェウス座~カシオペア座に広がる散光星雲。

ケフェウス座側にSh2-171(NGC7822+Ced214)や散開星団NGC7762、カシオペア座側にSh2-170となっており境界線付近です。

位置はケフェウス座のγ星エライとカシオペア座のβ星カフを結んだ中間位で「赤経00h02m46.8s/赤緯+66゚40’31″」。

視直径は300’x200′位。

適正焦点距離は50~250㎜位

縦画角なら300~400mm位がおすすめ。

天体情報

クエスチョンマーク星雲の天体情報
名称/種類 Sh2-171(NGC7822+Ced214)+Sh2-170「クエスチョンマーク星雲」/散光星雲
英語名 「The Question Mark Nebula」「The cosmic question mark」
Sh2-171(NGC7822)の位置 赤経00h03m36.0s/赤緯+68゚37’00″(J2000)
Sh2-170の位置 赤経00h01m42.4s/赤緯+64゚37’24″(J2000)
中心位置 赤経00h02m46.8s/赤緯+66゚40’31″(J2000)
光度/視野角 不明等級/300’×200′
Sh2-171(NGC7822)の距離 2,900~3,000光年
Sh2-170の距離 7,500光年
季節/星座 秋の星座ケフェウス座カシオペア座
ケフェウス座のメシエ なし
カシオペア座のメシエ M52M103
近くの恒星 カフ|シェダル|ツィー|エライ|アルフィルタ|アルデミラン

写真星図

クエスチョンマーク星雲(Sh2-170+Sh2-171)の位置とケフェウス座やカシオペア座付近の天体がわかる写真星図です。

クエスチョンマーク星雲(Sh2-171+Sh2-170)の位置とケフェウス座周辺の天体がわかる写真星図です。写真の中央やや右側にあります。

クエスチョンマーク星雲(Sh2-171+Sh2-170)の位置とケフェウス座周辺の天体がわかる写真星図

クエスチョンマーク星雲(Sh2-171+Sh2-170)の位置とカシオペア座周辺の天体がわかる写真星図です。写真の少し下側にあります。

クエスチョンマーク星雲(Sh2-171+Sh2-170)の位置とカシオペア座周辺の天体がわかる写真星図

クエスチョンマーク星雲と周辺の天体がわかる写真星図です。中央のNGC7822とCed214の散光星雲がSh2-171でその下にある小さい丸い星雲がSh2-170です。また周辺にはたくさんのシャープレス天体があります。

クエスチョンマーク星雲(Sh2-171+Sh2-170)と周辺の天体がわかる写真星図

一眼レフ+カメラレンズ

CANON EOS KISS X2(改)+シグマ ズームレンズ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

ISO1600/F4/露出2分/36枚/FL換算約140mmと242mm

2021年10月15日00時42分17秒から撮影したフルサイズ換算約140mmのクエスチョンマーク星雲(Sh2-170+Sh2-171)の天体写真です。

クエスチョンマーク星雲(Sh2-170+Sh2-171)|SIGMA APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSM+CANON EOS KISS X2(IRカットレス)+KENKO スターリーナイトフィルター|ISO1600/F4/2分/36枚|FL換算約140mm

2021年10月15日00時42分17秒から撮影したフルサイズ換算約242mmのクエスチョンマーク星雲(Sh2-170+Sh2-171)の天体写真です。

クエスチョンマーク星雲(Sh2-170+Sh2-171)|SIGMA APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSM+CANON EOS KISS X2(IRカットレス)+KENKO スターリーナイトフィルター|ISO1600/F4/2分/36枚|FL換算約242mm

上の撮影データ
2021年10月15日の撮影データ
撮影日時 2021年10月15日00時42分17秒~
撮影場所 フォレストパーク神野山
カメラ Canon EOS Kiss X2Amazonで探す(赤外線改造して使用)
カメラレンズ SIGMA 望遠ズームレンズ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
フィルター Kenko スターリーナイトフィルター
ISO/露光時間 ISO1600/F4/2分/36枚=総露光時間1時間12分(4320秒)
ノイズリダクション off
焦点距離 FL換算約140mm(上)と242mm(下)
トリミング 【上】「4272×2848」→「4207×2801」【下】「4272×2848」→「2438×1625」※共にweb用に圧縮
フラット処理 ソフトビニングフラット補正
ダーク減算 なし
コンポジット 加算平均コンポジット
赤道儀 スカイメモS
自動導入コントローラー なし
画像処理ソフト ステライメージ9|Corel PaintShop Pro Uitimate 2021
画像処理方法 ST9でバッジ処理でRAW現像及びホットピクセル除去→fitsファイルを自動コンポジット→ホワイトバランス→カブリ補正→ソフトビニングフラット補正→ホワイトバランス→デジタル現像→星マスク→ノイズ処理→Corel Paint Shop版Denois AI(ノイズ低減AI)センサーゴミの汚れ処理→デジタル現像→ホワイトバランス→レベル補正→RGB分解→Bチャンネルを少しシャープ後にノイズ処理→恒星のみカラーバランス→ミニマムフィルター星雲マスク→星雲のみカラーバランス及びトーンカーブ→星雲のみマルチバンドシャープ→星雲のカラーバランス→全体のコントラスト調整→恒星のみコントラスト調整→星雲のみコントラスト調整→全体のホワイトバランス
コメント

IC2118(魔女の横顔星雲)もそうだったんですが、このクエスチョンマーク星雲も以前チャレンジして光害に負けてしまって殆ど写らなかったんです。

神野山は北の空がかなり明るいので余計に影響を受けるんだと思います。

ただ、今回はスターリーナイトフィルターを取付けて撮影したお陰で何とか写りました。

3分露光しようと思っていたのに2分の設定になってしまって失敗したかと思ったのですが、画像処理で何とか多少ハテナマークになりました。

次は3分露光で撮影したいと思います。

前は2分でも白飛びしていたのですが、スターリーナイトがあると3分でも全然大丈夫そうです。

光害カットフィルターの威力は素晴らしいですね!

それにしてもクエスチョンマーク星雲は結構淡い星雲なので位置がわかりにくいですね。

自動追尾なら良いですが、ポータブル赤道儀だと結構位置合わせが難しい。

前に300mm位で視野に入れようと思ったけどなかなか厳しかったです。

目には見えないですが相当大きな星雲なので150mm位で視野に入れて撮る感じがやり易いと思います。

もう一回3分とか4分露光してみたいなぁ。

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