エンゼルフィッシュ星雲(Sh2-264)の位置や星図と天体写真や撮影データです。
季節は冬でオリオン座にある散光星雲。
別名「ラムダオリオン座リング」「メイッサリング」
位置はλ星メイサ周辺で「赤経05h35m12.5s/赤緯+09゚56’00″(J2000)」
λ星メイサからは「赤経差+00h00m04.3s/赤緯差-0゚00’02″」
α星ベテルギウスからは「赤経差-00h19m56.3s/赤緯差+2゚32’19″」
γ星ベラトリクスからは「赤経差+00h10m06.9s/赤緯差+3゚34’40″」
明るさは不明等級で大きさは「370′」
適正焦点距離は18~150㎜位。
天体情報
名称/種類 | Sh2-264/散光星雲(分子雲とHII領域) |
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和名 | 「エンゼルフィッシュ星雲」「ラムダオリオン座リング」「メイッサリング」 |
英語名 | 「Angelfish Nebula」「Lambda Orionis Ring」「Meissa Ring」 |
位置 | 赤経/05h35m12.5s/赤緯+09゚56’00″(J2000) |
光度/視野角 | 不明等級/370’位 |
Sh2-171(NGC7822)の距離 | 1,467光年 |
季節/星座 | 冬の星座|オリオン座 |
オリオン座のメシエ | 【散光星雲】M42(オリオン大星雲)|M43|M78(反射星雲/ウルトラマン星雲) |
近くの恒星 | ベテルギウス|ベラトリクス |
写真星図
エンゼルフィッシュ星雲(Sh2-264)の位置とオリオン座付近の天体がわかる写真星図です。
一眼レフ+カメラレンズ
CANON EOS KISS X2(改)+シグマ ズームレンズ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
ISO1600/F4/露出3分/17枚/FL換算約110mm
上の撮影データ
撮影日時 | 2021年11月05日00時41分58秒~ |
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撮影場所 | フォレストパーク神野山 |
カメラ | Canon EOS Kiss X2|Amazonで探す(赤外線改造して使用) |
カメラレンズ | SIGMA 望遠ズームレンズ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM |
フィルター | Kenko スターリーナイトフィルター |
ISO/露光時間 | ISO1600/F4/3分/17枚=総露光時間51分(3060秒) |
ノイズリダクション | off |
焦点距離 | FL換算約110mm |
フラット処理 | なし(Corel PaintShopで四隅の明るさ調整) |
ダーク減算 | なし |
コンポジット | 加算平均コンポジット |
赤道儀 | スカイメモS |
自動導入コントローラー | なし |
画像処理ソフト | ステライメージ9|Corel PaintShop Pro Uitimate 2021 |
画像処理方法 | ST9で自動コンポジット→カブリ補正→レベル調整→ホワイトバランス→デジタル現像→星マスク→ノイズ処理→Corel Paint Shop版Denois AI(ノイズ低減AI)→ホワイトバランス→PaintShopで周辺減光調整→センサーゴミの汚れ処理→恒星周りと星雲のマスク→Lab色彩調整→ミニマムフィルター星雲マスク→星雲のみカラーバランス及びトーンカーブとLab色彩調整→ホワイトバランス→赤色星雲マスク→カラーバランス→青色星雲マスク→カラーバランス→ホワイトバランス→レベル調整→RGB分解→RとBを星マスクをしてノイズ処理 |
コメント |
オリオン座を撮影した時にエンゼルフィッシュ星雲(Sh2-264)は写っていたのですが、一度単体で撮ってみたくて撮影してみました。 オレンジ色のベテルギウスと青色のベラトリクスと赤い散光星雲が良い感じの位置にあってカラフルで綺麗ですね。 焦点距離は110mmですがこれ位の100mm前後が良さそうですね。 北向きに撮る時はベラトリクスが右に少し傾く位にすると良いかと思います。 スターリーナイトフィルターの効果もあるみたいでフィッシュ的な感じになりました。 Sh2-263も映っていますが天体望遠鏡で一度狙ってみたいです。 Sh2-263とSh2-265をカメラレンズで300mm位で撮っても良さそうですね。 次にエンゼルフィッシュを撮る時はナローバンドフィルターで撮ってみたいです。 |