撮影方法

一眼カメラだけで天の川を撮影する方法

一眼レフカメラだけで撮影した天の川の星景写真

天の川を撮ってみたいけど躊躇しているそこのあなた!

一眼カメラ(一眼レフ・ミラーレス)だけでもちゃんと撮れますので一回チャレンジして下さいな。

カメラさえあれば、赤道儀を使わなくても撮影できますよ。

一眼カメラで撮影した天の川の天体写真は下記に集めるようにしていきます。

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用意するもの

用意するものは下記だけです。

  • 一眼カメラ(一眼レフ・ミラーレス)
    本体
  • カメラレンズ(広角な方が良い)
  • 三脚
  • 電子レリーズ(インターバル撮影ができるカメラなら必要ない)
  • ホッカイロやレンズヒーター(露防止対策)
  • 光害が少なくて月が出ていない暗い場所

今回はこれだけで天の川を撮影します。

光害が少ない場所って書いていますけど、どの程度かと言うと天の川が目視でぼんやり見えるか見えないか位の場所があれば十分です。

私がいつも撮影しているところはそんな感じです。

ピント合わせ

とにかくピントが一番難しいです。

明るめの恒星でピントを合わせましょう。

天の川付近ならアンタレスなどでピントを合わせればいいと思います。

ピントの合わせ方は2種類かな。

カメラの拡大機能

カメラのモニターは拡大できる機能が付いていると思うのですが、それを使って拡大した状態でピント調整をしましょう。

星が一番小さい状態になるように調整して下さい。

ピントリングは結構シビアですので、じっくりゆっくり調整して下さい。

カメラレンズ用パーティノフマスク

パーティノフマスクを使用してピントを調整するとやり易いです。

ただ、望遠鏡用のパーティノフマスクじゃなくて、カメラレンズ用の目の細かいパーティノフマスクじゃないといけません。

カメラレンズ用はなかなか売ってないので、自作している人が結構多い感じです。

バーティノフマスクってのはこういうやつですが、下記は望遠鏡用です。

IoSystemsInc 金属製高精度 バーティノフマスク 対応径150-192mm[国内正規品]

作りが頑丈でピント合わせに迷いが無くなります。天体写真はピントが命!。

試し撮り

カメラの細かい設定の前に、とりあえずISOと露出時間を決める為に試し撮りをしましょう。

天の川はいて座付近が綺麗なので、とにかくそちらに向けて適当に撮影してみて下さい。

私の場合はISO12800で露出5秒などから試し撮りをしています。

カメラレンズの焦点距離によっても星が流れたり流れなかったりするので、一度試してみるのが良いです。

フルサイズのカメラで18mmレンズであれば、30秒前後だと殆ど星が流れないと思います。

APS-CセンサーのPENTAX-KPに18mmだとフルサイズ換算27mm位となりますが、その場合は20秒だったら大丈夫そうな感じです。

いろんなパターンで試し撮りをして、星が流れず、画質がマシな一番良さそうな設定を決めるようにしましょう。

カメラの設定

今回のカメラは「PENTAX KP【Amazon】」と「TAMRON ズームレンズ AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII ペンタックスAPS-C専用A14【Amazon】」を使っています。

コンデジでも構いません。

今回の設定はこんな感じです。

  • レンズは18㎜(APS-C換算=27mm)
  • ピントはマニュアルフォーカス
  • 画質はカメラの最大値で設定
  • ISO25600(20秒前後の露光で天の川をある程度綺麗に出すにはISO25600位欲しい)
  • 画像形式はRAWファイル(CR2、PEF、NEF、DNG、ARW、RW2など)
  • 電子シャッター(PENTAX KPはメカシャッターと電子シャッターを選べ、電子シャッターは振動が少ない)
  • 30秒以内で撮るのでバルブ撮影ではなくマニュアル設定
  • 絞りは解放
  • WP(ホワイトバランス)はマニュアル設定
  • シャッタースピード(露出時間)はAPS-Cで18㎜レンズなら20秒(フルサイズで18mmなら30秒)
  • ノイズリダクション(長時間NR:ON、高感度NR:OFF)
  • インターバル撮影設定(撮影待機時間:45秒、撮影回数16回、開始トリガー12秒)

PENTAX PKはインターバル撮影ができる事とISO感度が高く設定できるので露光時間は30秒未満で済みます。

それと赤道儀を使わないので20秒露出にして星が流れるのを防ごうって感じです。

インターバル撮影機能がないカメラの場合はバルブ設定にして、電子レリーズで開始トリガー・露出時間・撮影待機時間・撮影回数などを設定して下さい。

開始トリガーシャッターを押して何秒後に撮影を開始するかです。
3秒シャッターや12秒シャッターと言われる機能です。
シャッターを押した後直ぐに開始してしまうとブレますのでこの設定があります。
露出時間1枚の写真に何秒露光するかです。
撮影待機時間1枚の写真が撮り終わり、次の撮影を開始するまでの間隔です。
今回は露光時間が20秒と長時間NRをONにしているので、撮影後も20秒間ダークを撮ります。

なので合計40秒掛かります。

その後直ぐに連続して撮影するとシャッターの振動でブレるかもしれないし、カメラが画像を保存する時間が掛かりますので、更に5秒後にする為に撮影待機時間は45秒の設定にしています。

撮影回数写真を何回撮影するかです。

いざ天の川の撮影!

設定が済んだらとうとう天の川の撮影です。

シャッターを押して静かに待ちましょう。

やや白っぽくなる位が良い

天体ってカメラで撮影しただけでは意外とさっぱりした写真です。

画像処理で最後に仕上げて綺麗にする感じなんです。

私はいつも露出オーバー気味に撮影しています。

なので写真1枚1枚はやや白っぽくなって失敗写真のように見えます。

ただ、この方が画像処理した時に綺麗になるんですよね。

結露が付いてないか時々レンズを確認する

ホッカイロやレンズヒーターを取り付けていたらまず曇らないと思いますが、時々レンズチェックはしておいた方がいいと思います。

万が一レンズが曇ってしまった場合は布などで吹かずに何かで仰いだりして風で乾かして下さい。

ヘタに吹くとレンズに傷が入りますし、結露が付いたレンズは結構きれいに拭けないものです。

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夏でも冬でも撮影中に夜露でレンズが曇らないように、天文屋にはレンズヒーターが必須ですね。

画像処理

ライブビューで雲のように天の川が写っていたらOKです。

折角なのでISO感度や露光時間を変えて撮り比べてみて下さい。

後はPCでコンポジットしたり、ノイズ処理したりなど画像処理をします。

ダーク減算やコンポジット、フラット補正など、画像処理については下記も参考にしてみて下さい。

天体写真は画像処理でホントに綺麗になりますね!

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