ISOチェンジは、ISO1600/20分/15枚などの総露出時間を計算し、ISO400やISO25600などに変更した時に1枚あたりの露光時間と必要な撮影回数(スタック枚数)を計算する露光時間の多い天体写真用の計算機です。
簡単な計算なのでいつもスマホの計算機でしていますが、計算間違いしたら嫌だし、あったら便利かな?と思って作ってみました。
カメラとPCでの撮り方の方は多分ソフトで自動に出るんだと思いますが、カメラと三脚だけの星空写真や赤道儀だけでの撮り方だと、毎回計算する必要があったので何となく作ってみました。
チェックした参照写真データの「ISO感度」「1回の露光時間」「撮影枚数」を入力してもらって、「撮影したいISO感度」を入力してもらうと「1枚あたりの露出時間」「撮影枚数」「総露出時間」が算出されます。
あくまでISOと露光時間の計算であり、F値は同じであると言う前提ですので、F値が違う場合は最終的にISO感度か露光時間を変更して調整して下さい。
参照画像がF4でご自身の望遠鏡がF5.6ならISOを1段上げるなどです。
カメラの最高感度はPENTAX-KPの819200と言う事にしていますが、必要ならまた変更します。
天体写真の撮影方法を考える時にでも使って下さい。
計算機
※【シャッター1枚当たりの露出時間(秒)】は、計算結果が1秒以下の場合は1秒と表示されます。
また、小数点は切り上げとしている為、計算結果の総露光時間は参照写真の露光時間よりも数秒多くなる場合があります。
※カメラのISO感度設定は最高819200としています。
F値が違う場合は下記を参考にして下さい。
F1.4 | F2.0 | F2.8 | F4.0 | F5.6 | F8.0 | F11.0 | F16.0 | F22.0 | F32.0 |
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F値が1段上がる毎に明るさは1/2ずつ暗くなります。
例えば、ISO25600で計算して算出した場合、参照画像がF4でご自身の天体望遠鏡がF5.6ならISO51200に1段上げて撮影する、若しくは露光時間を倍にするなどです。
動画で使い方をご覧になる方は下記からどうぞ。
天体写真・星空写真のカメラのISO感度変更時に使って下さい。
高感度なカメラを使うと1枚当たり短時間で撮影できますので、オートガイドがなくてもコンポジット数を増やす事で対応できるようになります。
一眼レフカメラならPENTAX-KP、ミラーレス一眼ならα7sシリーズなどが短時間露光し易いかと思います。
また、惑星の拡大撮影時の合成焦点距離の自動計算や直焦点撮影のセンサーサイズによる焦点距離の自動計算は下記からどうぞ。
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