画像処理

自動メトカーフコンポジットで画像マッチングに失敗するエラー原因と解決法

ステライメージ8の自動メトカーフコンポジットの「画像マッチングに失敗しました」と言うエラーの原因と解決法

ステライメージ8で彗星を画像処理しようと思いメトカーフコンポジット(彗星の核に合わせて自動コンポジット)をしていると、「画像マッチングに失敗しました」と言うエラーが出ると思います。

その原因と解決法をブログにメモしておきます。

いざ彗星を撮影してコンポジットしようとしたら、いくらやってもエラーで何日も試行錯誤してて時間を無駄にしました。

皆さんはそんなことないように知っておいた方が良いと思います。

ってかアップデートで解決して欲しいなぁ。

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エラーが出る原因

「画像マッチングに失敗しました」と言うエラーが出る原因は下記になります。

多分「1.彗星の元データが未来になっている」と言うエラーが原因の方が多いと思います。

なので「1.」だけ確認して頂けると殆どの方はエラーが出なくなると思います。

「1.」をやってもエラーが出る場合はその他もチェックしてみて下さい。

それではそれぞれの解決法を記載していきます。

※1.自動メトカーフコンポジットはステライメージ8とステラナビゲーター10若しくはステラショットがPCにインストールされている必要があります。

※2.アップデートをして最新の状態になっている事を確認してから行ってくださいね。

※3.更にステラナビゲーター10に「GSC-ACT(ガイドスターカタログ)」をインストールしてから行ってください。

動画で確認する方は下記からどうぞ。

解決法

彗星の元データが未来になっている

僕はステラショットは持ってないのでステラナビゲーター10で説明したいと思います。

ステラナビゲーター10を起動して、上のタスクバーの「天体」→「彗星」をクリックします。

ステラナビゲーター10の上部にあるタスクバーの「天体」→「彗星」とクリックします。

彗星の設定画面が表示されますので、下部の「検索バー」に目的の彗星名を入れて検索します。

今回は「ジャコビニ・チンナー彗星」を検索してみます。

ステラナビゲーター10の彗星設定画面で目的の彗星名を検索する

目的の彗星名が表示されたら、「彗星名」をクリックし、「編集」をクリック

彗星名が表示されたら「彗星名」をクリックし、その後「編集」をクリックします。

「軌道要素編集」画面が表示されますので、右側の「ページ」の「1」をクリックして、「近日点通過」の項目を見て下さい。

この「近日点通過」データが未来の日付になっています

これがエラーの原因です。

彗星の軌道データが未来になっている

エラーを解決する為に、この未来の日付を削除します。

右側の「ページ」の「1」をクリックして、その下の「削除」をクリック。

未来の軌道データを削除する

すると「1」のデータが削除されて、「2」のデータが上に上がって「1」になります。

近日点通過の欄を見ると、現在の2018年のデータになっています。

現在の彗星の軌道データになりました

後は右上の「OK」ボタンを押して終了です。

これでエラーが解決されます。

後はステライメージ8で再び自動メトカーフコンポジットを行うのですが、もし既にフレームを読み込んでいたのでしたら、「全リストの画像をクリア」でクリアしてステライメージ8を閉じて下さい。

「全リストの画像をクリア」で全ての画像をクリアする

再び写真データを読み込んでやっていけばエラーは出なくなると思います。

未来のデータが入っているのは良いのですが、現在の日時に合わせてデータが選択されれば良いのですけどね。

アストロアーツさんアップデートで修正お願いしまーす。

コンポジット画像の中に星の位置が大きく違うフレームがある

自動コンポジットパネルでライトフレームを読み込むのですが、その中に星の位置が大きく違うフレームが入っているとエラーが出たり、渦を巻いたような画像が出来上がってしまいます。

なので、ライトフレームを一つずつ確認してみて下さい。

諧調調整に全て☑を入れる

自動コンポジットの右上の「諧調調整」に「レベル調整」「色調整」「オートストレッチ」の全てに☑を入れます。

諧調調整全てに☑を入れる

別に全てに☑を入れなくても大体はうまくコンポジットしてくれるのですが、これに☑がないとエラーになる事があります。

推測ですが、読み込んだライトフレームのどれかが少し明るさや色合いが違っていて星の位置の認識がおかしくなるフレームが出る事があるんじゃないかと思います。

☑を入れない時にエラーが出て、☑を入れるとエラーが出なくなるという現象を確認したので記載しておきます。

オートストレッチのフィルター係数の設定が間違っている

オートストレッチのフィルター係数はデフォルトでRGBそれぞれ「1」だと思います。

「諧調調整」の「オートストレッチを使う」の「設定」をクリックしてみて下さい。

するとフィルター係数を確認・設定できますので、一度確認してみて下さい。

オートストレッチの設定画面。デフォルトは「1」

このフィルター係数が1.4とかになっていると明る過ぎて星を認識できないんだと思います。

僕はフィルター係数を変えてテストしたりしていたのですが、デフォルトに戻すのを忘れていてエラーになっていました。

デフォルトに戻したらエラーが出なくなったので、一度確認してみて下さい。

画像に星が少ない

星があまりないと画像マッチングでエラーが出たり、渦を巻いたようなコンポジット画像になったりします。

これはどうしようもないですが、「諧調調整に☑を入れる」や「オートストレッチの設定」を見直すことでエラーが出なくなったりしますよ。

以上、ステライメージ8の自動メトカーフコンポジットのエラーと解決法でした。

また何か気が付いたら追加しようと思います。

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